7年:火山の姿からわかること(3月19日)
7年生は、理科のまとめとして、マグマのねばりけで火山の形がどう変わるかを、小麦粉を使ってモデル実験を行いました。
マグマのねばりけが強い場合は、溶岩が流れにくいので盛り上がった形の火山となります。
マグマのねばりけが弱い場合は、溶岩は流れやすいので傾斜がゆるやかな形の火山となります。
これを小麦粉90gと水70g、小麦粉90gと水100として、実際にモデルがどのような形になるか実験をしました。
小麦粉90gを電子てんびんで正確に測っています。
水と混ぜて柔らかさを確かめています。
ねばりけが強くネバネバなのか、ねばりけが弱くサラサラなのか・・・
ビニル袋を土台に付けて、実験です。
上にきな粉を乗せて、地面の雰囲気を出します!!!
下のビニル袋を握って、さあ、どんなふうに出てくるのか!!!!
ニョキニョキっと
真剣な表情で実験に参加しています。
さあ、結果は!!!
小麦粉90gと水100gは、このようにサラサラで平らになりました。
小麦粉90gと水70gは、このようにドロドロで盛り上がった形になりました。
比較すると、形の違いがよく分かります。
ねばりけが強いマグマのモデルの動画です。
ねばりけが弱いマグマのモデルの動画です。
生徒は、「おおおおーーー!!、出てきた!」
「ゴツゴツになった!!!」
「流れが速くて、平らになったよ」と驚きの声や、実際に小麦粉のねばりけの違いで形が変わったことに気付いていました。
このあとに、グループでオリジナルの火山を作りました。
どんな火山の形にしたいか考え、小麦粉は90gとして、水の量を変えました。
小麦粉90g、水500g(平らな火山)
小麦粉90g、水 40g(デコボコな火山)
小麦粉90g、水 45g(デコボコな火山)
小麦粉90g、水 85g(富士山のような火山)
小麦粉90g、水 30g(デコボコな火山)
各グループ根拠をもって水の量を考えました。
小麦粉90g、水500g(平らな火山)です。
ほとんど水で山にならなかったです。
小麦粉90g、水 30g(デコボコな火山)
ねばりけが強すぎて出てきませんでした。
小麦粉90g、水 85g(富士山のような火山)
小麦粉90gと水70gと小麦粉90gと水100gの中間にしたので、形も中間っぽくなりました。
生徒の振り返りです。
・マグマは固すぎず、柔らかすぎない間であることがポイントだと思った。
・マグマのねばりけが強すぎると出てこないので噴火しないのかなと思った。今年で一番楽しい実験だった。
・マグマのねばりけによる火山のでき方の変化について、体験することができていい経験になりました。