7年:アウトリーチ事業「箏と尺八のコンサート」(3月1日)

氷見市のアウトリーチ事業の一つである「箏と尺八のコンサート」が本校で行われ、7年生が参加しました。

「kazahana」というグループ名で活動されている尺八奏者の小熊さん、箏奏者の高崎さんの演奏を聴きました。

【プログラム】

・「春の海」

・「さくらさくらの変奏曲」

・「六段の調」

・箏についてのお話

・尺八についてのお話

・「ツバメ」「アイドル」yoasobi

「さくらさくらの変奏曲」は、生徒たちが授業で練習している「さくらさくら」をアレンジした曲です。元の曲との違いを比べながら聴きました。

「六段の調」では、2学期に学習した内容を復習しながら演奏を聴きました。

3学期に音楽の期末テストに出題された箏の技法が、演奏の中にすべて入っていました!!!

生徒たちは、間近で演奏される音を目と耳で感じ取っていました。

尺八を吹く体験もしました。

まず、尺八の持ち方です。どの指でどの穴を押すのか確認しながら持ちました。

吹き方は、瓶に息を吹きかけてボー--っと鳴らすように息を入れます。

最初はなかなか音が出ません。

松本先生は、すんなり音が出ました。生徒からは「昨日から練習してましたか?」と疑われるほどです。

  

生徒たちも小熊さんのアドバイスを聞き、息を吹き入れる場所を確認して優しく吹くと少しずつ音が出るようになりました。コツをつかむときれいな音が出て、音程を変えて音を出すこともできました。

少しの時間で音が出た生徒が多かったので、小熊さんも生徒のみなさんのセンスのよさに驚いていました!!

最後にyoasobiの「ツバメ」「アイドル」を聴きました。ポップな曲も、箏と尺八で聴くと普段聴く曲とはまた違ったよさがありました。

金属製の尺八もあるそうです!!

 

生徒の感想です。

・尺八は、演奏できる曲の幅が広くてすごいと思いました。

・箏と尺八は合わせても、別々でも、ステキな音になるなと思いました。

・尺八を吹いた体験が楽しかったです。

心が落ち着く和楽器の音色を聴いたり、演奏の体験をしたりすることができ、とてもよい機会となりました。

3年生 道徳「この一食のために」(3月1日)

3年生は、道徳科で、今日の給食を題材にし、給食に関わってくださっている人の苦労や思いについて考えました。

これが、今日の給食です。

写真を見ながら、どのような人が関わっているか考えます。

 

「調理員さん」

「農家の人」

「お肉屋さん」

まずは、食材や料理に目が行きます。

「給食を運ぶ人」

「メニューを考える人」

次に、給食センターの人のことを考えました。

「デザートのスプーンを作る人」

「食品を加工する人」

食材だけでなく、全体を見て、関わってくれている人がたくさんいることが分かりました。

 

この後、関わってくださっている方の気持ちを、その人の役になって考えました。

 

(デザートに使われているフルーツ屋さん)

「学校の子供たちに、おいしく食べてほしいな」

 

(牛乳パックを作っている人)

「子供たちが使いやすく、好きになってくれるようなデザインを考えよう」

 

(給食を運ぶ運転手さん)

「こぼれないように、安全に運ぼう。間に合うように届けよう」

 

(給食の食器を作ったり、デザインしたりする人)

「どれくらいの大きさだったら、子供たちは食べやすいだろうか。持ちやすいように考えたいな」

一日の給食のために、多くの人が関わり、多くの思いがあることに子供たちは気付きました。

 

最後に、給食以外のものの写真を見てみました。

どんな人が関わっていて、どんな思いがあるのでしょうか。

たくさん手が挙がりました。今日の学習が活かされていますね。

 

授業を通しての感想です。

「食事以外でも、例えばおもちゃや文房具等を粗末にすると、作ってくれた人の思いも粗末にすることになると感じました。だから、大切に使いたいと思いました」

「コンビニのパンやおにぎりを買うのは一人でできるけれど、それ1個を作るのには、何十人もの人が関わっていることを初めて知りました」

「食べ物にも、ものにも、作った人の心がこめられていると感じました。だから、残さず食べたり、最後まで大切に使ったりすることが大切だと気付きました」

自分たちの生活は、いろいろな人に支えられています。
その人たちへの感謝を忘れずに過ごしましょう。