8年生では、修学旅行の事前学習として、講師に富山県被爆者協議会 会長 小島 貴雄さんをお招きして被爆講話を聞きました。

小島さんのお父さんは、徴兵されて戦地に向かったそうです。
そして、広島で被爆されたそうです。
小島さんは、お父さんの生い立ち、特攻隊、広島に原爆が落とされた話等をされ、
「戦争は人の命を奪う、自分の命も奪われる悲惨なものだ」
と語っておられました。
また、お父さんは爆心地から14km離れた場所で訓練をしていました。その後、入市被爆されたそうです。
原爆が落とされたときの体験談では、「地獄を見た」と感じられたそうです。
写真や動画では分からないような、悲惨な状況を聞くことができました。


生徒たちは、恒久平和について真剣に考えていました。
学習を終えた生徒の感想です。
今回の講話を聞き、平和はとても尊いものだと思いました。戦争は、人の気持ちは放棄され、人は無差別に殺され、生きている者も生きた心地がしないのだろうと思いました。また、こんなことは何度も繰り返してはいけないと思いました。事実をしっかりと受け止め、平和についてしっかり考えたいと思います。
私は、今回の講話を聞いて、二度とこのようなことは起きてはいけないと感じました。私は、同年代の子供がたくさん被害を受けたという話が印象的でした。改めて、今ある生活は当たり前ではないと感じ、このことを後世につないでいきたいと感じました。
ぼくは、被爆講話を聞いて修学旅行で広島に行いくときに、この経験を生かしたいと思いました。被爆者は毎年平均年齢が上がり、生存者が減ってきているから、今日聞いたことをこれから後世に受け継いでいきたいと思いました。
被爆の影響は、実際に体験した本人だけでなく4世にまであるということを知りおどろきました。貴重な話を聞けてよかったです。
修学旅行は、9年生の4月末を予定しています。
今日のお話を心に刻み、有意義な学習になることを願っています。