5年生 貴重な脱穀体験(10月13日)

10月13日(木)

総合的な学習の時間で、5年生は米を育てています。

地域の方に手伝っていただきながら、5月には田植え、9月には稲刈りを行いました。

今日は天候にも恵まれ、地域の方々が道具や場所の準備をしてくださって、脱穀を行いました。

司会進行や初めの言葉は、5年生が務めます。役割は昨日急遽決めましたが、はっきり、ゆっくり、思いを込めて話していました。

   

開会式の後は、道具の説明を丁寧にしていただきました。教科書でしか見たことがない、昔ながらの脱穀用の道具を見て、「やってみたい」「楽しそう」と話し、子供たちは意欲に燃えていました!                     

説明の後は、いよいよ作業開始です!千歯扱き、足踏み脱穀機に果敢に挑戦していました!

「意外に力がいる」「千歯扱きは気持ちがよい」「昔の人は大変だったんだな」と素直な感想を話したり、昔の人々の生活を思い浮かべたりする子供たち。

担任の私も体験しましたが、「1時間くらいなら楽しいかな…でも、朝から晩までこの作業は…大変だな」と思いました。
機械がない時代の手作業の大変さ、昔の人々の苦労を感じました。

この機械は唐箕(とうみ)といい、風力を起こしてもみを選別するための農具です。

この農具も体験してみました。風力を起こすのは大変そうでした!

堀田教頭先生も体を張って風を起こしていました。唐箕は初体験だったそうです。

もみは丁寧に回収しました。一粒一粒が、生活に必要不可欠なお米ですからね。

あっという間の1時間20分で、作業終了を伝えると、「まだ、やりたい!」と多くの子供が言っていました。それほど作業に熱中していたのですね。

閉会式も、司会進行と終わりの言葉を5年生が担当し、立派に役割を果たしました。

行事があるごとに、子供たちの大きな成長を感じます。

地域の皆様、今日は脱穀という貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

準備、説明、補助等をしてくださることで、子供たちは伸び伸びと活動できました。

5年生のみんな、お世話になった皆様のためにも、青空市での販売に向けて頑張ろう!