5年生 楽しかった脱穀体験(10月12日)
5年生は、総合的な学習の時間に昔の道具を使って脱穀体験をしました。
9月25日に稲刈りをし、はさ掛けしておいた稲を使いました。
開会式の後、3つのグループに分かれて、作業です。
協力するためにたくさんの地域の方が、来てくださいました。
◆千歯こき◆
鉄の歯のすき間に穂先を入れて、引き抜きます。
「すごい、力がいる。大変だ。」
「難しいぞ。でも、慣れたらできるようになったよ。」
「穂先を扇子のように広げて入れると、簡単だ。」
地域の方に、丁寧に教えていただき、少しずつコツをつかんでいきます。
◆足踏み脱穀機◆
踏み板を踏むと、刃の付いた円筒型の扱胴(こきどう)が回転し、
穂先を扱胴に当てることで脱穀することができます。
足と手を同時に動かす必要があり、難しそうです。
「引きこまれないように気を付けなくちゃ。」
「千歯こきよりも、簡単にもみが落ちるよ。楽しい。」
「コツさえつかめば、簡単だよ。」
◆唐箕◆
脱穀したもみを風の力を使って、選別していきます。
道具には、昭和4年のものであることが書かれており、大切に使われてきたことが分かります。
◆コンバイン◆
現代の便利な道具も体験しました。
あっという間に、作業が終わり、びっくりです。
コンバインの中に、足踏み脱穀機の中の扱胴が入っていることを見付け、
「昔も今も同じだ。」
と、驚いている子供もいました。
最後は、閉会式です。
一人ずつ、感想を述べて、今日の活動は終わりです。
「初めは難しくて大変だったけれど、慣れてくると楽しくできた。」
「昔は脱穀するために、大変な作業をしていることが分かった。」
「丁寧に教えてくださった地域のみなさんのおかげで、がんばれた。」
地域の皆様の協力のおかげで、貴重な体験をすることができました。
ご協力いただいた地域の皆様、ありがとうございました。