7年生:大学生による理科指導(12月15日)

英語の授業に続き理科の授業では、東京学芸大学等の学生によるワークショップ「発想の”卵”で卵を守れるか」を行いました。

新聞紙を使い、高い場所からゆで卵を落としても割れないようにする方法を、グループで考えました。

体育館のギャラリーからゆで卵を落とします。
まずは、各グループの思いつくままに、ゆで卵に新聞紙を巻き付けました。
「グシャッ」と割れた!!!と分かったグループもあれば、「パサッ」と割れてないように感じるグループもありました。

中身を確認すると、全てのグループの卵の殻にひびが入ってしまいました。

次に、「どうすれば、ゆで卵は割れないようになるのか?」と大学生の先生が問いかけ、子供たちは「クッションになるように新聞紙を巻けばよい」

「中に空気が入るようにすればよい」

「新聞紙を水に濡らせばいいんじゃないの」

と、グループごとに解決策を話し合いました。
また、大学生の先生から、「ゆっくり落ちるとすれば、衝撃はどうなる?」
とヒントをもらい、2回目の制作に入りました。

2回目は、パラシュートを付けたり、昨日美術の授業を思い出してドームを作ったり、ひたすら新聞紙を巻き付けたりしました。

さあ、2回目のチャレンジです。

見事にパラシュートが開いて、ゆっくりと着地しました!!!

    

各グループで工夫したポイントを発表した後に、落としました。
1回目より、落ちたときの音が割れていないように聞こえました。

ゆで卵を確認すると、ほとんどのグループが、割れたりひびが入ったりしていませんでした!

子供たちは、

「グループでいろいろなアイディアを出し合って卵を守ったので楽しかったです」

「新聞紙でパラシュートのようにすることで、卵が割れないようにできたので、よかったです」

「人それぞれの考え方で、作れたので楽しかったです」

と感想を交流しました。

2日間、美術、英語、理科と普段の授業では体験できない内容を、大学生の先生に教えていただき貴重な体験になりました。