全校集会(9月7日) 

9月7日(木)西の杜タイムに、全校児童生徒が体育館に集まり、集会を行いました。

校長先生からのお話でした。

「自転車に乗れるようになったのはいつですか?」
そう言われてみれば、初めて自転車に乗れるようになったときには、何度も練習をしたはずです。
そして、これから練習をする人もいます。
私たちは、努力を重ねながら練習し、できるようになったことがたくさんあります。
得意なことも、苦手なこともあります。
でも、何でも最初からできる人はいません。
「できる・できない」ではなく、あきらめずにやろうとする気持ちが一番大切なこと…。

子供たちは、真剣に話を聞いていました。

では、毎日の挨拶や服装については、どうでしょうか。
どうして挨拶をするのでしょうか。
どうして服装を正すのでしょうか。
一人一人の子供が、じっくり考えます。


子供たちからは、「コミュニケーションをとるためです」という意見が出ました。
確かに、人とつながるとき、そして社会に出るときには、さわやかな挨拶や正しい服装をすることを心がける必要があります。
そして、校長先生は、「当たり前のことを当たり前にすること」の大切さを話されました。

また、校長先生は、3枚のカードを提示されました。

「この丸に入る文字は何でしょうか」
子供たちは、近くの友達と話し合います。



「今 か ら」「今 な ら」「今 さ ら」
3種類の答えがでました。

この3つの中で、一番ネガティブな感じがするのは、「今 さ ら」です。
投げやりで、マイナスの気持ちが感じられます。

一方、「今 か ら」は、これからやってみようというポジティブな気持ちになり、希望や期待が感じられます。
そして「今 な ら」は、なりたい自分に近付くために、きっとできるという決意が感じられます。
たった一文字で、こんなにも印象が違うことに、びっくりしました。

児童生徒のみなさんには、まだまだできることが、たくさんあるはずです。
これからは、「今 さ ら」という考え方ではなく、「今 か ら」「今 な ら」できるよ、やってみようという考え方で行動してくれることを期待しています。
そして、なりたい自分、よりよい西の杜学園になるように、みんなで取り組んでいきたいと思います。