7年生 ふるさと発見塾

7年生が「中学校ふるさと発見塾」で、富山県栽培漁業センター、九殿浜展望台、大境洞窟住居道神社拝殿の4カ所を見学しました。

「中学校ふるさと発見塾」は、生徒たちが、郷土の歴史や自然を学ぶきっかけとなり、郷土を愛し、誇りをもつことをねらいとした氷見市の事業です。

出発式では、代表の生徒が挨拶をし、校長先生から「『本物から学ぶ』、『感謝の心を伝える』ことを意識して見学してください」とお話がありました。

最初に、富山県栽培漁業センターへ見学に行きました。

駐車場に着くと、ふれあいプールが見え、生徒たちのワクワクが高まりました。

代表の生徒の挨拶のあと、センター長さんから施設の説明を聞き、栽培漁業についての動画を見ました。生徒たちは、真剣に話を聞いたり、動画を見たりして、大切だと思うことをメモしました。

次に、展示室へ行き、稚魚の生態展示やバーチャル栽培漁業体験をし、栽培漁業について楽しく学びました。

バーチャル栽培漁業体験の様子です。

パズルや釣りを通して、楽しく学べます。

ヒラメ、クロダイ、アワビ、クルマエビ等の稚魚が展示してありました。

次は、飼育エリアの見学です。1つの水槽にクロダイの稚魚が10万匹います。小さな稚魚がたくさんいることにびっくりしました。

タッチ水槽では、ヒラメやアカムツにエサやりをしたり、稚魚を触ったりしました。

たくさんの体験ができ、とても楽しく学ぶことができました。

次に、九殿浜展望台で、定置網漁業についての説明を聞きました。

展望台からは、実際の定置網を見ることができました。

次に、大境洞窟住居跡に行きました。日本初の洞窟遺跡だということです。アルカリ性の土壌のため、骨などが溶けずよい状態で発見されたそうです。

最後に、道神社拝殿を見学しました。

道神社の拝殿は、もともと石動山天平寺の開山堂であり、明治の初めに、中田村が買い受け、今の場所に移築したものです。

獅子等、細かい細工が施してあり、当時の宮大工の技術の高さを感じることができました。

どの見学地でも真剣に話を聞き、メモをたくさんする姿が見られました。

到着式では、代表生徒が、「初めて知ることばかりで、勉強になった」とまとめの言葉を述べました。

今日は、ふるさと氷見のよさを再発見できた、充実した「中学校ふるさと発見塾」になりました。

印象に残った場所や、もう一度行ってみたい場所は、機会があれば家族で行ってみてください。