7年生 ふるさと発見塾(9月24日(木))

 

 

9月24日(木)、今日は氷見市立博物館から3名の学芸員の先生方を招き、「ふるさと発見塾」を開きました。

「ふるさと発見塾」は、市内に存在する史跡や天然記念物等を学習することによって、郷土の歴史や自然を学ぶきっかけとなり、郷土を愛し、誇りをもつことにつながることから、中学校1年生の生徒を対象に氷見市教育委員会が毎年主催している行事です。

今年度は、コロナウイルス感染拡大防止のために、現地を訪れての学習はできなかったのですが、学芸員の方々が資料を用いて詳細な説明をしていただいたので、とても興味深い話を聞くことができました。

館長の大野さんからは、国指定史跡の「柳田布尾山古墳」、「大境洞窟住居跡」、「朝日貝塚」について、主査の廣瀬さんからは「小窪廃寺」について、主任学芸員の小境さんからは「立山権現」について、それぞれ説明をしていただきました。

昔の人々がどんな生活をしていたのか、どんな工夫があったのかなど驚くことや感心させることがたくさんあって、どれも興味深いお話でした。

また、これまで総合的な学習の時間で調べている「氷見市の郷土について」の学習テーマに関連付け、生徒からはたくさんの質問が出ました。当時の様子が分からず疑問に感じていたことやこれまでに調べても分からなかったことなどを解説していただいたことで、とても有意義な時間となりました。

生徒からは、今日のふるさと発見塾に備えて、質問内容をしっかり考えたり自分から調査活動に出かけたりと深い学びを実践している様子がみられました。

10月18日(日)の学園祭では、展示発表を通して多くの方に学習の成果を見てもらえるように、これからも氷見市のことを詳しく調べていきましょう。