5年生 脱穀体験(10月3日)
5年生は、自分たちの手で刈り、はさがけをして乾燥させた稲の脱穀体験を行いました。
天候が心配されましたが、地域の方が、倉庫の中に稲の束を移動してくださったので、行うことができました。
最初に、地域の方から脱穀に使う道具を教えていただきました。
現在使われている機械だけでなく、「千歯こき」「足踏み脱穀機」等の昔使われていた道具も、実際に見せていただきました。
「千歯こき」の使い方を教えていただいた後、一人ずつ脱穀の体験をしました。
子供たちは、力一杯、稲の束を上に引っ張りました。
たくさんの籾が、ブルーシートにこぼれ落ち、歓声があがりました。
「給食のご飯で考えると、1杯分くらいかな」
「きっと、もっとたくさんあるよ」
「けっこう、時間がかかるな」
千歯こきでの脱穀体験の後は、コンバインを使って現在の脱穀を体験しました。
機械の中に稲の束を通すと、束が動いて簡単に脱穀ができました。
地域の方に手伝っていただきながら、順番に、束を機械に入れる体験をしました。
あっという間に、はさがけをした分の稲の脱穀が終わりました。
子供たちは、昔と今の脱穀の仕方を体験して、
「千歯こきで脱穀するのが難しかったです」
「昔は手作業で脱穀をしていたので、大変だと分かりました」と振り返っていました。
地域の皆様、貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。
今日、脱穀した籾を精米して、白いお米ができあがります。
今年の新米はどんな味でしょうか。
とても楽しみです。