あったかハートを届けよう 

7月19日(水)

5、6年生は、総合的な学習の時間に、「届けよう花 送ろう笑顔 プロジェクト」を立ち上げ、活動を進めてきました。

これまでに、ベゴニアの苗を花鉢に植え替え、水やりや花がら摘み等の世話をしてきました。
心を込めて育てた花鉢は、ちょうど、赤、白、ピンクの花が満開になりました。
今日は、「あったかハートお届け隊」の一員として、独り暮らしの高齢者宅へ訪問する日です。
花鉢といっしょに、プレゼントとして、お手紙と写真を渡します。

今年度は、速川地区の民生委員と速川社会福祉協議会の方のお手伝いをいただきながら、速川地区の56名のお宅へ訪問しました。


家の中からわざわざ出てきてくださった方、散歩中にお会いできた方等、いろいろな場面で、子供たちは地区の方と触れ合うことができました。

「私たちが育てた花です」
「後で、お手紙も読んでください」
「どうぞ、お元気でいてください」
と話すと、
おじいさん、おばあさんからは、
「赤い花をもらえるの?うれしいわ」
「大事に育てます。ありがとうね」
「雨の中、わざわざありがとう」
と、温かい言葉をかけてくださいました。


お留守のため、そっと玄関先に置いてきた家もありました。

活動後の振り返りカードには、
「みんながよろこんでくださったので、がんばったかいがありました」
「届けた家のおばあちゃんに手をふったら、ふりかえしてくださってうれしかったです」
「次回、プレゼントをするときは、笑顔をもっと届けたいです」
と、やりとげたうれしさがたくさん書かれていました。

先導してくださった民生委員の方や、スクールバスの運転手の方にも、大変お世話になりました。
急な坂道を歩いたり、荷物を持ちながら傘をさしたりと、途中には大変なこともありましたが、とてもよい体験をすることができました。