生き方学びセミナー(10月10日)
10月10日(月)
私たちの大先輩で、氷見市のためにご尽力いただいている山森一男さんのご縁で、
「生き方学びセミナー」を実施しました。
テーマは「二宮金次郎」。
全国の小学校に金次郎像が設置されていますが、西の杜学園にも校舎前にあります。子供たちは「働き者で勉強熱心」というイメージはもっていますが、どんなことをした人かを知っている人はほとんどいませんでした。5年生から9年生の児童生徒、保護者、地域の方々を含め、およそ120名は興味をもって講演や映画に参加することができました。
始めは鷲山恭彦氏の講演です。鷲山先生は小学生にも分かりやすく、たとえ話を織り交ぜながら、二宮金次郎の考え方(「積小為大」「一円融合」等)を教えてくださいました。
その後は映画です。逆境を乗り越えて生きる金次郎の姿に感動し、途中で涙を流しておられる方もおられました。
このセミナーに参加した児童生徒の感想です。
〇金次郎は村の指導者として威張っているのではなく、村人と同じ目線に立って復興に取り組んでいる姿が心に残った。また、復興を邪魔する人もいっしょに協力して進めていこうとするところが感動した。
〇金次郎は分からないことがあったら、そこであきらめるのではなく、何度も何度も繰り返して挑戦する姿勢がすばらしいと思いました。
〇金次郎の簡単に諦めず、目標に向かって進み続ける姿に感動しました。また、一つの村を発展させた後も、他の村や町を発展させ、人々のために尽くしている姿がかっこよかったです。
〇金次郎は人から嫌なことをされても、やり返したり、弱音を吐いたりせずに我慢できることに、すごさを感じました。僕はすぐに怒ったり、言い返したりしてしますけど、金次郎のように我慢できるようになりたいです。
子供たちの今後の生き方の参考になる素晴らしい機会を与えていただいた、山森記念財団のみなさまに感謝申し上げます。