5年生 田植え体験(5月17日)

5月17日(火)

5年生は今、総合的な学習の時間で「米作り」について学んでいます。

今日、田植え体験を行いました。速川小学校横の田んぼまで、15分ほど歩いて移動しました。田んぼに着くと、地域の方や、保護者の方がスタンバイしてくださっていました。

まずは河上公民館長さんに、田植えの歴史や植え方、地域の方々の田植えへの思いなどを話していてだきました。子供たちは、真剣なまなざしで話を聞いていました。

次に営農指導員の方から、植え方をくわしく説明していただきました。植える深さや、植える苗の本数に注意することを知りました。

説明を聞いた後、地域の方々・保護者の方々によろしくお願いしますと元気に挨拶をして、

いざ田植えスタート!

先陣を切って、担任の私が「ころがし」でしるしをつけました。

ころがしには初挑戦でしたが、なかなかまっすぐにいかないころがしに大苦戦。

これを上手に行う、田植えに携わる人々の偉大さを感じました。

私が一通りころがしをかけた後、次は子供たち。

田んぼに入った瞬間には、「きゃー!」「冷たい!」

と叫ぶ子供たち。 すでに楽しそうです。

ころがしにはやっぱり大苦戦。まっすぐかけるのは難しいことが分かりました・・・

植えるスピードは人それぞれですが、確実に前に進んでいく子供たち。

「楽しい」「でも腰痛い」「これ大変やな」と田植えを行うことで、

いろんな感情があったようです。田植えをしながら、毎年この作業を行っている農業に携わる人々への大変さを感じているようでした。

作業を開始して約1時間、しるしをつけたところに苗を全て植えました。

子供たちは、疲れと達成感が入り交じった表情をしていました。

田植え終了後、一人一言感想を話しました。

「大変だったけど、楽しかった」

「協力して田植えができてよかった」

「何気なく食べているお米を、これからは感謝の気持ちをもって食べようと思った」

など、大変さ楽しさを感じたり、感謝の気持ちを感じたりしました。

今日は、田植えを通して西の杜校区の魅力に気付いたり、普段当たり前に食べている食材やそれに関わる人などへの感謝の気持ちが芽生えたりと、有意義な1日になりました。

この田植えの経験を生かして生活してほしいなと思います。

地域の方々、保護者の皆様、今日は本当にありがとうございました。