6年生 藤箕づくり体験(11月12日)

6年生は、これまでに総合的な学習の時間に論田・熊無地区について調べ学習を行ってきました。
子供たちは学習の中で、熊無には「藤箕」とよばれる国重要無形民俗文化財があることを知りました。
今日はその「藤箕」を実際に作っている地域の方々に話を聞きながら藤箕づくりを体験させていただきました。

最初に、藤箕の材料を栽培している場所へ行きました。
材料となっている植物の名前や特徴の説明を聞きながらみんなで見学しました。

子供たちは、材料となる植物を手に取って触りながら興味津々。

栽培地から戻ってきたらいよいよ、藤箕づくりに取り掛かります。
今日、みんなが挑戦するのは、「花瓶敷き」です。
やり方を教えてもらいながら作り始めました。

子供たちは、教えていただく地域の方々を「師匠」と呼び、弟子になった気持ちで集中して取り組んでいました。

作りながら「難しい」とつぶやいていましたが、出来上がったものを見ると、みんな満足そうに自分の作品を眺めていました。

実際に作ってみるととても難しく、改めて職人の技のすごさを感じることができました。
子供たちのなかには、「今日作ったものを大事に使っていきたい」や「藤箕は貴重なものなので、伝統を大切にしていきたい」と振り返った子もいました。
今日、体験して学んだことをこれからの学習に生かしていきたいと思います。