オニバス教室 4年生

十二町小学校では、毎年、4年生が、総合的な学習の時間に

オニバスの栽培・観察に取り組んでいます。

今日は、学芸員の方や教頭先生の説明を聞いたり、用務員の方の様子を見たりしながら、

オニバス池の土を踏んだり、掘って返したりして空気を入れる作業をしました。

最初はおそるおそる池に足を踏み入れた子供たち。

その後は、汚れることをそれほど嫌がることもなく、力を合わせて作業に取り組みました。

  

昨年、栽培に取り組んだ5年生が二階の窓から顔を見せ、応援しています。

また、下学年の子供たちも興味津々で様子を見に来ました。

4年生のこの活動は、十二町小学校の風物詩と言えるでしょう。

池の全面に肥料をまいて、オニバス池の今日の手入れが終わりました。

オニバスが育つための第一歩を踏み出した4年生。

今後の活動も楽しみです。

イタセンパラ教室 5年生

イタセンパラは、国指定天然記念物です。

十二町小学校では、毎年、5年生が、総合的な学習の時間にイタセンパラの研究を行います。

今日のイタセンパラ教室では、学芸員の方が、

イタセンパラが食べているもの、イタセンパラの体の形の秘密等、

興味深いお話をしてくださいました。

イタセンパラはなぜオスの方がきれいな色なのか、

なぜ水槽の中より自然の方が発色するのかなど問われた際、

子供たちなりに考え、答える姿も見られました。

 

学校の近くの万尾川にイタセンパラが見られるようになるのは、5月20日ごろだそうです。

全国的には生息地域は少なく、数も減少しているとのことです。

貴重な生物であるイタセンパラについて、今後も調査・観察を続けていきます。