出た!オニバスのつぼみ

オニバスのつぼみを発見しました。

猛暑のため、池のオニバスはうまく育ちませんでしたが、

日影になる飼育ケースのオニバスは葉を広げています。

その葉につくつくとがった物が見つかったのです。

オニバスは夏に花が咲くことが多いのですが、10月になってつぼみが出てきました。

とげがあり、太く厚みのある葉脈が裏側についている大きなオニバスの葉。

その葉を突き破って出てきたつぼみも頑丈そうです。

つぼみの下部にはたくさんとげが生えています。

つぼみが出たことに子供たちは喜んでいましたが、

つぼみが出たからといって、必ず花が咲くわけではありません。

オニバスには開放花と閉鎖花があるのです。

開放花は紫と白でとてもきれいなのですが、

開放花よりも閉鎖花の方が多いそうです。

閉鎖花は閉じたままなのに自家受粉し、開放花より種がたくさんできます。

一年草のオニバスが子孫を確実に残すために知恵を働かせているかのようです。

このつぼみはどちらなのでしょうか。

今後も観察を続けます。