イタセンパラ教室 産卵について学ぶ 5年生

今日のイタセンパラ教室では、学芸員の方から産卵についてのお話を聞きました。

イタセンパラの産卵期は9月~10月で、日の長さと水温から秋の訪れを知るのだそうです。

イタセンパラは、3.5㎝から4㎝の大きさに成長すれば産卵できます。

これまで1日4回の餌やりを続けてきたことによって、

本校のイタセンパラもこの大きさに成長しました。

イタセンパラの雌は、貝の中に卵を産むため、水槽の中の土に貝を埋めます。

イタセンパラの産卵管を入れる貝の出水管が上になるように

埋める向きを教えていただきました。

子供たちは慎重に向きを確認しながら貝を埋めました。

貝の中に産んだ卵が魚になるためには、

5度以下の水温で90日経過する必要があるとのことです。

温暖化が進むと、この条件を満たさない地域が増え、

ますますイタセンパラが希少な魚になるでしょう。

ここ十二町は条件を満たしているので、来春、稚魚が出てくる可能性があります。

今後も、餌をやり続け、イタセンパラの産卵を応援していきます。

 

小さくなってきたアサガオの花

1年生のベランダにはまだアサガオの花が咲いています。

でも、よく見ると、花の大きさが小さくなってきています。

大きな花もありますが、かなり小さい花もあります。

「赤ちゃんみたい」という声も聞かれました。

1学期は全部大きかったのに、

夏休みから小さい花が咲き始めたという子供もいました。

「なぜ、花の大きさが小さくなったと思う?」と聞くと、

「水分が足りないから」

「少しずつ涼しくなってきたから」

「もうすぐ花の終わりだから」等々、

いろいろな考えが出てきました。

アサガオは子供たちに種ばかりでなく、思考するきっかけを与えてくれます。

まだまだアサガオに心を寄せ、学んでほしいと思います。

 

避難訓練(地震・土砂災害)

今日、地震と土砂災害を想定した避難訓練を行いました。

昨日も震度2の地震があったことから、

いつ何時、地震が起こるか分からないという危機感をもって臨みました。

緊急地震速報と地震を知らせる放送が入り、子供たちは、机の下に入りました。

そして、揺れが収まったという放送の後、素早くグラウンドに避難することができました。

今日は、この後、土砂災害警戒情報が発令されたという想定で二次避難を行います。

校舎内に戻る前に被害状況を担当教諭が確認します。

西階段にはガラスの破片があるとの想定で、東階段から2階への垂直避難を行いました。

地震の後には土砂災害や津波、火災等の発生も考えられます。

実際、東日本大震災や能登半島地震では津波や火災が発生しました。

子供たちには、過去の事案を伝え、一次避難で安心せず、二次避難も考えておくこと、

学校以外の場や一人でいるとき等、様々な場面での地震発生を想定し、

適切な行動を考えたり、家族と話し合ったりするように呼びかけました。

自分の命を自分で守るため、これからも防災意識を高めてほしいと思います。

休み時間に

朝は大雨が降っていましたが、休み時間には晴れました。

2年生の子供たちは、グラウンドに駆け出して行きました。

帰ってくると、虫かごの中にバッタがいます。

畑の近くにいたとのこと。

このところ、秋の虫に夢中です。

3年生は、水槽に新しい魚が入ったことを伝えると、興味津々で見に行きました。

新しい魚は様々な色をしていて、子供たちの人気を集めそうです。

迷い込んだオニヤンマ

子供たちの声が聞こえました。

何事かと思ったら、迷い込んだ大きなオニヤンマが天井につかまっていました。

玄関ホールの吹き抜けはガラス張りで、青空が見えます。

オニヤンマは青空めがけて飛んでも外に出られず困っているようです。

用務員さんが機転を利かせてオニヤンマを捕まえました。

子供たちもほっと一安心です。

外に連れてこられたオニヤンマはしばらくじっとしていましたが、

その後、勢いよく飛んでいきました。

アサガオの種取り

夏休みを終えて学校へ戻ってきたアサガオ。

葉っぱが黄色くなったり、花があまり咲かなくなったりして、少し寂しい感じです。

しかし、種取りはこれからまだまだ楽しめます。

どこに種ができているのか、どんな状態なら種がとれるのかを

1年生は分かっているようです。

遊びに来た上級生と一緒に種取りを行っていました。

いくつの種が入っていたか、どれくらいの大きさかを

友達と話し合う様子も見られました。

これからも、種というプレゼントを受け取りながら

アサガオの様子に着目していってほしいと思います。

 

十二町親子自然アート展

本校では、夏休みに、親子で十二町の自然や文化等を表現する活動を続けています。

昨日、PTA文教委員会が開かれ、全校児童のアート作品の中から

校長室横の掲示板に展示する作品を選びました。

オニバスやイタセンパラ、白鳥、駒つなぎ桜、羊牧場、獅子舞等、

十二町の宝といえる自然や文化等を題材にした力作が揃いました。

絵画ばかりでなく、モビールやうちわへの装飾、工作等も見られます。

  

親子で題材を話し合ったり、創作したりする活動を通して、

十二町の素晴らしさを再発見できたのではないでしょうか。

これからも地域のよさを味わい、愛着を抱くことができる活動を続けていきます。

 

 

 

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