うれしいプレゼント
7月20日(火)
プレゼント その1
2年生の子供が学校の畑で実ったナスをプレゼントしてくれました。
恥ずかしそうにしていたのですが、一緒にいた友達が渡すように励ましてくれました。
かわいく、美味しそうなナスでした。
大事に育てたナスをプレゼントしてくれて、ありがとう。
恥ずかしい気持ちに負けずに話をしてくれて、ありがとう。
恥ずかしがる友達を助けてくれて、ありがとう。
ありがたくいただきます。
プレゼント その2
「コン、コン」校長室のドアをノックする音が聞こえます。
「どうぞ」作文が書かれたノートを持って5年生が入ってきてくれました。
その子供は、1学期の間ずっと花壇の手入れをしていました。
草を取り水をやり、花の成長を喜んでいました。
その子供が、書いた文章です。
花だんの花たち
わたしは、雨の日も晴れの日も毎日花だんを見に行っています。毎日見に行っていると、こんなことに気が付きました。「花だんの花が、かれている」その花は、だれかが来るのをまっていました。ほかの花は、きれいにさいているのにその花だけはかれていました。すぐに校長先生に言いに行きました。新しい花にうえかえてもらいました。毎日、その花はどうなっているのかが気になり、学校へ行くのが楽しみになりました。ようやく新しい花に花がさきました。その花は、わたしに「ありがとう」と言っているみたくて、とてもうれしかったです。今では、りっぱな花となり、みんなといっしょにきれいな花をたくさんさかせています。(原文のまま) |
世話をして、見守ってきた花がさいたことがうれしかったのでしょう。頑張れたことがうれしかったのでしょう。
この子供の、花に寄り添いながら見守る優しさと、決めたことをやりぬく強さを感じました。
報告を受けた私の心に、じわじわじわと温かいものが染みわたっていきました。
あたたかいプレゼント、ありがとう。