まとまりで考えよう
12月2日(木)
2年 算数
これまで学習してきたかけ算九九を使って、数の数え方を考えました。
はじめに、先生が箱に入ったチョコレートを見せました。
子供たちは、興味津々です。
「チョコレートの数を計算で求める方法を考えよう。」
今日の学習の課題が提示されました。
「式に表すときには何を考えればいい」
先生が、考え方のもとになることを確認します。
「まとまりです」
子供たちがすぐに発言します。
かけ算の考え方が身についていることが分かります。
考え方のもとを確認した後、考えを書き込むカードが配られました。
ノートに貼ったら、さっそく考えを書き込みます。
どのようなまとまりにしたか誰が見ても分かるように、赤鉛筆で囲みます。
一つ考えを書き終わったら、カードをもらって次の考えを書きます。
いろいろなまとめ方が出てきました。
じっくり考えることを楽しんでいるようです。
「できた」「まだ書いてもいいですか」
真剣に取り組んでいるからでしょう。独り言がもれてきます。
一人で考える約束の時間が終わりました。
どのようなまとまりにして計算をしたのか、考えを話し合います。
今日は、まとめ方が分かるカードを黒板にはり、ほかの子供がどのような式になるか考えて発表しました。
2年生は、友達の考えがよく分かるようです。
友達のカードを見て、すぐに手が挙がります。
発表しない子供からも、考えながら友達の考えを聞いている様子が伝わってきます。
自分の考えと比べているのでしょうか。
どのようなまとまりにしたのか、前に出て説明します。
子供たちの考えが出たところで、先生から
「先生は、こんな考えをしてみました」
と、考えが広がる投げかけがありました。
「わかった」「ひき算や」
気づいたことを発表します。
友達の発言に付け加えられ、考えがどんどん分かりやすくなっていきます。
かけ算を生活で使う力がついていることを感じました。
いろいろなところで、かけ算を使って数を数えてみましょう。