「およげないりすさん」
11月12日(金)
1年 道徳
アヒルさん、ハクチョウさん、カメさんとリスさんが遊んでいました。
島へ遊びに行くことになり、泳げないリスさんが仲間外れになってしまいました。
でも、島で遊んでいてもリスさんがいないので楽しくありません。
次の日、カメさんがリスさんを背中に乗せて島へ行き、みんなで遊ぶことになりました。
話合いの後で、カメさん、アヒルさん、ハクチョウさんの誰かになって、リスさんにかける言葉を考えました。
よく考えて話合いをしたのでしょう。
すぐに書き始めました。
書くことがどんどん出てくるようです。
書いたことを発表します。
発表できると思った人は、立ちます。
そして、周りの様子を見て、他の人のじゃまにならないと思ったときに、先生に指名されなくても発表します。
気が付くと、全員がすっくと立ちあがり、発表しました。
全員が進んで発表したことに感心したのですが、それ以上に、1年生が、周りの様子を見てタイミングを探りながら発表できることに驚きました。
「もう少しで着くよ。海はきれいだろうね」
「昨日は置いて行ってごめんね。今日は一緒に遊ぼうね」
「島でブランコに乗ったけれど、リスさんがいなくてつまらなかったから誘ったよ」
子供たちの普段の友達との遊び方や、過ちを直す素直さ、友達を思う優しさが伝わってきました。
この学習のように、できない友達がいたら力を貸して一緒に楽しい時間を過ごせるといいですね。