イタセンパラを探しに
10月8日(金)
5・6年 総合的な学習の時間
「きょうは、条件がいいです」
氷見ラボの先生から、朝、電話がかかりました。
氷見ラボの先生方は、イタセンパラを見ることができる現場を確認して、教えてくださったのです。
早速、5・6年生でイタセンパラを探しに、出かけました。
青空のもと、歩いていきました。時折吹く風が気持ちよかったです。
現場に着きました。
目を凝らして水面を見ます。
すぐに見つけられる人と、なかなか見つけられない人がいます。
いろいろな角度から探します。
イタセンパラを見ることができる環境は、水がきれいで、水温が上がるところのようです。
だんだん、見付ける人が増えてきました。
「あそこ、あそこ」「あ、本当や」
「赤い魚が見える」「青い魚も見えるよ」「速く動いとるのもおる」
一度見えると、よく見えるようです。
氷見ラボの先生からお話を聞きました。
「速く動いていたのは、オス同士がメスをめぐってけんかをしていたのです」
「これから産卵の時期になるので、動きが活発になります」
なるほど。
途中、警察の方も見えました。
その場所は、生き物(植物も、魚も)をとってはいけないので、釣りをしている人がいると見回りに来るそうです。
いろいろな人が、生き物の環境を守ろうとしていることが分かりました。
実際に、イタセンパラを見ることができてよい経験ができました。