イタセンパラ教室 5月30日
5月30日(月)
5年
総合的な学習の時間でイタセンパラや、生育に適した環境を守ろうと活動をしています。
今日は、氷見ラボから先生を招いてイタセンパラ教室を開きました。
この教室のために捕まえてくださったイタセンパラや、二枚貝、イタセンパラの置物、バラタナゴを持ってきてくださいました。
順番に見せてもらいました。
二枚貝を手に取って見ました。
色や大きさ、形を感じ取ろうと、イタセンパラの置物をじっくりと見ていました。
イタセンパラを連れてきてくださいました。
初めて間近で見ます。
一人一人、何かを見つけようと見つめていました。
バラタナゴからは、黒い産卵管が出ていました。
子供たちは本物に触れ、知的好奇心をゆさぶられていました。
「イタセンパラは世界の中でも、大阪の淀川と愛知・岐阜の木曽川と、万尾川にしかいない」
「国の天然記念物に指定されていて、勝手に捕まえることはできないなど、大切にされている」
真剣な表情で、説明を聞きました。
質問コーナーでは、いくつも質問がされました。
「イタセンパラはどうして1年で死んでしまうのですか」
鋭い質問です。
イタセンパラの卵を産み付けやすい、産卵のタイミングについて教えてもらいました。
「イタセンパラは何目何科に属するのですか」
これまで、イタセンパラについてよく調べていたことが伝わる質問でした。
「何目かという質問は、これまでに何年もイタセンパラ教室をしてきたけれど初めてです」
と先生も感心していました。
この後、安全なときに実際に川でイタセンパラを観察してみることになりました。
実際に地域に出かけ、天然記念物に触れることができる貴重な機会を大切にしてもらいたいです。