令和5年度卒業証書授与式

3月18日(月)

校舎の中は、先生方や5年生が中心となって飾り付けたお祝いのメッセージでいっぱいです。

6年生27名が旅立つときがきました。新しい制服に身を包んだ卒業生。「制服、似合っとるね。かっこいい」「明日から小学校に来ないんだよね。まだ信じられん・・・」「地震の影響もあったけれど、思い出の詰まった校舎で卒業式を迎えることができてよかった。感謝だね」「卒業が寂しい。みんな、春休みの間も会おうね」など、朝の教室では別れを惜しんだり、感謝の気持ちをかみしめたりする会話が聞こえてきました。

地震の爪痕が残る宮田小学校ですが、たくさんの方々のご理解、ご協力により、例年どおり、体育館で卒業式、玄関前で歓送の集いを行うことができました。また、コロナウイルス感染症が第5類に移行したことを受け、5年ぶりに、全校児童が体育館に入り、来賓をお招きしての本来の卒業式の形が戻ってきました。

校長先生の式辞では、6年生が最高学年として学校のために働きかけたことを思い返しながら、「相手を思いやることと、健康な体を大切に」と温かいエールをいただきました。

在校生も、卒業生への感謝を、態度や呼びかけ、歌、拍手に表そうと一生懸命でした。数年ぶりに全校児童の呼びかけや歌声が体育館に響き渡り、感動的な卒業式となりました。

卒業式から数日が経ち、在校生の楽しそうな声が聞こえる中、静かな6年教室に入ると、とても寂しく感じます。小学校での6年間、いつも友達、家族、先生方、地域の方々に支えられ、見守っていただいたことに感謝の気持ちを忘れず、新たなステージで恐れず挑戦していってください。ずっとずっと応援しています。

卒業おめでとう!!!

自転車チェーン贈呈式(6年生)

2月20日(火)昼休み

卒業生に向けて、卒業記念品として自転車チェーンの贈呈式が行われました。宮田地区防犯組合の金谷組合長さんが来校され、卒業生となる6年生の代表2名が受け取りました。

金谷組合長さんからは、「中学生になったら、自転車を利用する機会が格段に増えることになりますね。交通安全に十分気を付けて、元気に登校してください。そして、大切な自転車の盗難防止に、自転車チェーンを役立ててもらったら地域としてもうれしいです。」と、温かいお言葉をいただきました。

 

代表が感謝の言葉をお伝えしました。午後の授業でいただいたチェーンを子供たちに渡しました。子供たちからは「地域の方々が見守ってくださってうれしいね」「卒業までに大事にとっておかんなん」「これを使う日も、もうそう遠くないんだよね」と感謝の気持ちを抱きながら、時の流れを感じていました。卒業まであと18日、中学校へ行く準備が少しずつ整っています。

宮田地区社会福祉協議会の方にインタビュー・・・6年生

12月20日(水)

9月の花鉢プレゼント訪問の活動が、宮田地区の社会福祉協議会の方々のおかげで行うことができたと知った子供たちは、「社会福祉協議会の方々にもう一度お礼がしたい」「社会福祉協議会の方々はなぜそこまでして小学校のために働きかけてくださっているのか、お聞きしたいな」と思いをもちました。

 

今日は宮田地区社会福祉協議会の方々をお招きし、インタビューをさせていただく機会をいただきました。たくさんの質問を準備していた子供たち。5、6時間目の2時間の授業でしたが、質問の挙手が止まることはありませんでした。「社会福祉協議会に入ろうと思ったきっかけは何ですか」「活動をする際に心がけておられることは何ですか」「コロナ禍で活動が滞ったりしましたか」様々な質問が飛び交います。その度に、子供たちの顔を見ながら丁寧に答えていただきました。地域の方々とつながる際には、相手のことを思いやったり相手の心に寄り添ったりすることが大切だと改めて感じることができました。

最後の「皆さんが思う、地域の宝は何ですか」という質問には、「地域の宝は子供、まさに皆さんです。皆さんが登下校で元気な姿を見せてくれたり、笑顔で挨拶してくれたりするだけで、幸せな気持ちになれる」「地域のみんなで一致団結する力はとても素敵です。その一員、仲間になることができたら、本当に幸せ」「地域の絆、つながりが宝物」というお答えをいただきました。宮田地区社会福祉協議会の方が普段から地域のパイプ役となってつながりを大事にしてくださったからこそ、6年生が訪問した際に心を開いてくださったのだなと感じました。

小学校生活も残り数か月となりましたが、限られた時間の中でも地域のためにできることを考え続けていきたいと思います。

絵葉書ありがとうございます・・・6年生

12月15日(金)

総合的な学習の時間「つながりプロジェクト-笑顔 いっぱい 宮田-」の活動の一環として9月の花鉢プレゼント訪問では、一人暮らしをされている方のお宅へ足を運び、ベゴニアの花鉢をお渡ししました。子供たちが直接回りきれなかったお宅には、花鉢に6年生の手紙を添えて、宮田地区社会福祉協議会の方々が届けてくださいました。

社会福祉協議会の方から花鉢と6年生の手紙を受け取られ、学校にお礼の絵葉書を送ってくださった方がおられました。絵葉書を見た子供たちは大感激。「絶対、直接お礼に行きたい」「絵葉書から6年生とつながろうとしてしてくださっているのが伝わってくるね」「お会いしたらどんなお話をしようかな」とお会いできる日を心待ちにしていました。

宮田地区社会福祉協議会の方や民生委員の方、ご近所の方々にご協力いただき、6年生が訪問できる機会を設けていただきました。「やっとお会いできた」「とても喜んでおられるね。直接足を運んでよかった」とほっとした子供たち。中には「僕はすぐそこに住んでいるんですよ」「〇〇〇〇という名前のおばあちゃん知りませんか?僕、孫です」と会話を投げかける子供もいました。

今日の5、6時間目は一人暮らしの高齢者の方々に向けた年賀状の作成にも取り組みました。お正月に年賀状をもらわれた方の数の笑顔が宮田地区に増えるとよいですね。

保育園訪問②・・・6年生

12月14日(木)

第1回目の9月の保育園訪問を終えた後、「保育園の年長児と楽しく話したり遊んだりできた」「準備したクイズやゲームを楽しんでくれてうれしかった」など達成感を感じる中で、「遊ぶだけではつながりは深くならないのではないかな」「先輩として、年長児にしてあげられることは他にないかな」など意欲的に改善しようとする声も上がりました。

そこで子供たちは、第2回の保育園訪問に向けて、小学校生活の1日をまとめた紙芝居や学校のルールの紹介、学校クイズ等を準備してきました。訪問の目当ては、「年長児に『小学校って楽しそうだな』『1年生になるのが楽しみだな』と思ってもらうこと」です。

体験コーナーでは、ランドセルの開閉や教科書の出し入れ等を体験する「ランドセル担ぎコーナー」、毎日の日課になるであろう鉛筆削りを体験する「鉛筆削りコーナー」、自分たちが実際に1番苦労した雨合羽の着方を練習する「合羽コーナー」、掃除時間で活躍できる1年生を目指してほしいと思ってつくった「ぞうきんしぼりコーナー」の4つを準備して、体験活動を行いました。

 

「僕、お兄ちゃんのランドセルの準備をいつも見ているから知っているよ」「鉛筆削りはもう買ってあるけれど、まだ使ったことがないよ」など、体験中の年長児から声が上がります。「合羽のこの部分を持ったらうまくいくよ」「雑巾を絞るのすごく上手だね。いつもお家でお手伝いしているの」と、優しく声をかけるよう努めている6年生の姿が見られました。

最後の質問コーナーも楽しい会話が弾みます。学習のこと、給食のこと、習い事のこと・・・。あっという間にお別れの時間となりました。分からないことがあれば、いつでも6年生に聞いてくださいね。

 

はまなす苑訪問②・・・6年生

11月21日(火)

今日は、以前訪問したはまなす苑氷見デイサービスセンターへ2回目の交流会に行きました。

「待っとったよ~」「今日もよろしくね」「また来てくれて本当にうれしいよ」など、利用者の方々や職員の方々に温かい言葉をかけていただきました。

今回は、肩たたき、6年生が手作りした「つながりすごろく」というプログラムを行いました。肩たたきでは、一対一で会話が弾みます。お年寄りの方と話すことにも慣れてきました。

「つながりすごろく」では、ピンク色の「つながりマス」が設定してあります。「右にいる人とハイタッチをする」「隣にいる人ににっこり笑いかける」「じゃんけんをして勝ったら1マス進む」など、つながりが深まるイベントが盛りだくさんです。

最後に、プレゼント交換、互いに感想を伝え合いました。前回より短時間での交流となりましたが、以前より気さくな会話が弾んだり、笑顔があふれたりする様子が見られました。

 

「また来てください」「この間の風船ゲーム、またやりたいわ」など、3回目の訪問を心待ちにしておられる声も聞かれました。総合的な学習の時間の学習で学んだ「相手の思い、願い、困り事に寄り添う」「地域の一員としてできることを考える」という視点に沿って振り返り、これからの活動につなげていきます。

 

宮田の家訪問②・・・6年生

11月20日(月)

総合的な学習の時間「つながりプロジェクトー笑顔 いっぱい 宮田ー」の実践を進める中で、いろいろな形で地域とのつながりを深めてきた6年生。実践が進むにつれて、「つながった縁を大切にしたい、またみなさんにお会いしたい」という思いが強くなりました。

今日は、以前訪問したグループホーム宮田の家に再度訪問させていただく機会をいただきました。

 

「やはり直接お会いして触れ合えることは素敵」「宮田地区の笑顔を増やすことができたと思う」「寒くなるけれど元気に過ごしてほしいな」様々な思い、願いをもつことができました。今週は続けてはななす苑への訪問、グループホーム島尾の家への訪問を予定しています。

学校のためにできることを 6年生

急に気温が下がり、木枯らしと思われる強い風も吹く日が見らるようになりました。宮田小学校の校舎周りの木々も色とりどりに色付きました。

今年もたくさんの葉が登校坂や駐車スペース、グラウンド等に落ち始めました。落ち葉が放置されると、見た目がよくないだけではなく雨や露にぬれると滑りやすく、危険なときがあります。

6年生が「全校のみんなが使う場所をきれいにしたい」という思いをもち、玄関前や第1グラウンドへ降りる階段、第2グラウンド等、きれいにしたい場所を決めて、落ち葉掃きチョボラに取り組みました。始業前の短い時間でしたが、宮田小学校の最高学年として、できることを考えて行動したことで、清々しい1日のスタートとなりました。

 

今日は、島尾地域資源保全会の方がはまなすロードに並べるプランターに花苗を植える作業をされる日でした。校舎3階から地域の方の作業の様子を見た6年生は、「パンジーを植えている。自分たちも手伝いたいな」「中休みまで作業をされているかな?」など、地域の方の活動に関心をもち、自分たちにできることを行動に移すことを考える言葉が聞かれました。総合的な学習の時間に取り組んでいる「つながりプロジェクト」が確実に進んでいることが分かり、うれしく思いました。

島尾地域資源保存会の方が植えてくださったプランターは、雪が降る前に宮田小学校玄関前に移動し、春まで大切に育てていきます。

 

社会福祉協議会の方と福祉について学ぼう(6年生)

子供たちは9月に行った一人暮らしの高齢者宅を訪問する「花鉢プレゼント訪問」の活動の中で、自分たちと地域の方々をつないでくださった社会福祉協議会の方々の存在に興味をもちました。「社会福祉協議会では、どのような活動をしておられるのだろう」「花鉢プレゼント訪問でお世話になった方々に感謝の気持ちを伝えたい」と疑問や願いをもち、ゲストティーチャーとしてお招きしました。

導入のアイスブレイクでは「フープダウン」というゲームを実施しました。フラフープを支えているのは、グループのメンバーの人差し指のみ。声をかけずにフラフープを上げたり下げたりするのですが・・・なかなかタイミングがつかめなかったり息が合わなかったりして苦戦しているグループもありました。

講義では、社会福祉協議会の活動内容や、活動する際に大事にしておられる概念について教えていただきました。また、「地域にはどんな方々が暮らしているのだろう」「自分たちがしていること、してきたことで地域の役に立っていることは何だろう」と自分たちの生活に下ろして考える活動もありました。子供たちからは、「通学路に立ってくださる地域の方がおられるよね」「最近、老人ホームや保育園に訪問に行ったけれど、他にどんな方がいるのかな」「自分は地域の役に立っているのだろうか・・・」「自分がいつも何気なく行っていることが、地域のために役に立っているのだな」と素直なつぶやきや自分自身を振り返る姿が見られました。

子供たちの振り返りの紹介します。

・社会福祉協議会は地域全体を見て、困っている人に寄り添い、支えていることを知った。とても素晴らしいお仕事だなと思った。

・「福祉」と聞くと介護や高齢者の方のお世話のイメージがあったけれど、子育て支援や除雪活動など、地域全体の支えになる活動を計画したり実施したりされていると知って驚いた。

・社会福祉協議会は学校、学童保育、老人会、青年団、自治振興委員など、たくさんのつながりをもっていることを知ってすごいと思った。

・先日の花鉢訪問を手伝ってくださった宮田地区社会福祉協議会の方々は、みなさんボランティアの  方々だと知って驚いた。感謝の気持ちを伝えたいし、自分もみなさんのような地域をつなぐ存在になりたい。

・フープダウンのように、地域でつながりを深めていく際にもみんなの心が同じ方向を向いていないと上手くいかないのだなと思った。

・毎日当たり前にしている行動でも地域のためになっていると知ることができた。これからは今までよりも明るい声で挨拶をして、地域を元気づけたい。

今後は、宮田地区の社会福祉協議会の方々をお招きし、花鉢訪問でお世話になった感謝の気持ちを伝えたり、社会福祉協議会の方々がどんな思いや願いをもって活動をしておられるのかインタビューをしたりする活動を予定しています。地域のために自分たちができることについて、考えを深めていきましょう。

 

互いの変容・成長を認め、高め合おう(6年生)

6年生は毎日の帰りの会で、「なりたい自分」に近付けたかペアでの対話で振り返っています。加えて、毎週末に振り返り、シールで評価します。さらに、月末には、生活班で振り返り、互いの変容・成長を認め合う時間をとっています。

今日は月末ということで、生活班での振り返りを行いました。同じ生活班のメンバーに宛てて、付箋にコメントを書きます。9月の月末にも活動を経験している子供たち。月末に付箋を書くことを考慮して友達のよいところを見付けながら学校生活を送っていたのか、どんどん付箋が埋まっていきます。実際に付箋に書かれたコメントを紹介します。

・いつも優しく声をかけてくれてありがとう。バレー、頑張ってね。

・誰とでも仲良く遊んでいるところがすてきです。給食もたくさんおかわりしてえらい!

・朝の会のクイズ出題のときの声が前に比べて大きくなってかなり聞きやすくなったよ。

・理科のグループ活動で、実験方法を分かりやすく教えてくれて助かったよ。

・マラソン大会1位おめでとう!体育は勿論、勉強も頑張っているね。

・集団登校でみんなを引っ張ってくれるところがすごいと思うよ。

・いつも元気でポジティブなところがすてきです。

書いた付箋を渡すときの優しい言葉がけや付箋をもらったときの照れ笑い。掲示板に貼られた付箋を見合い、付箋に書かれたよいところや温かい言葉を書いている人のよさを感じる雰囲気。心が温まる一時でした。

 

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