ほけんだより 12月


コンコン。
校長室の扉をノックする音。
「失礼します」
3年生の代表委員ができたての豆腐を持ってきてくれました。
見に行ったときは、液体の状態でしたが、
しっかり固まり、ぷるんとしていて豆腐らしくなっています。

食べてみるとなめらかで、大豆のうまみがぎゅっとつまっています。
3年生が一生懸命に作った豆腐は格別のおいしさでした。
地域の関商店さんに教えていただいて、貴重な体験ができた3年生。
これからも、地域に学び、地域のよさを感じてほしいと思います。
今年度も残り約3週間となりました。
給食委員会では、1月に行われる給食集会に向けて準備を行っています。今年度は、給食集会で全校対抗による豆つまみ選手権を行うことになりました。給食委員は、放送で正しい箸の持ち方を呼びかけ、今月は各学年代表を決める予選を行っています。子供たちは、いろんな形や大きさの豆に苦戦しながら、真剣に豆をつまんでいました。チャンピオンになるのは、いったい誰でしょうね。




6年生は、模擬会社「竹の湖6」の活動として、門松づくりを行います。
今日は、門松をつくる下準備として、切った竹を洗い、みがきました。

心を込めてみがく6年生。
「竹の湖6」は、昨年の経験を生かしながら更にパワーアップした取組を続けます。
中越パルプさんから、卒業証書用の竹紙を頂きました。
忘れられない卒業証書になりそうです。
また、竹紙のカレンダーも頂きました。
竹の活用法を学ぶ機会にもなりました。


竹炭づくりでもお世話になった佐藤さんに、たくさんの竹を切っていただきました。
仏生寺の竹です。とても太くて、門松作りに最適です。
また、新商品も開発しています。どうぞお楽しみに!!

家庭科の時間に調理実習で、みそ汁をつくりました。
具材ごとに切り方を考えたり具材を入れるタイミングを考えたりしながら、グループのみんなで協力してつくることができました。
また、煮干しの出汁を使ったみそ汁と出汁を使わないみそ汁の飲み比べもしました。味や香りの違いに驚く子供がたくさんいて、子供たちにとってよい学びになりました。


3年生が社会科の学習で、氷見消防署に見学に行きました。
休憩室やトレーニングをする体育館など、いろいろな部屋を
案内していただきました。
救急車や消防車の説明を聞き、救急車の中にはどんな物が
あるかなど、初めて知ることがたくさんありました。
気になったことは進んで質問し、消防士や救急救命士の仕事に
ついて学びました。
1年生の体育の様子を紹介します。
まず、準備体操をして、体を温めるために4分間走をしています。
始めの頃と比べると力強く走る子供が増えてきました。

次は、跳び箱です。
みんなで協力して跳び箱、マット、踏み切り板を準備しました。
今日は、赤団が跳び箱、白団がマットを準備しました。
準備や片付けもだんだん上手になってきました。

今まで練習してきた「跳べるようになるポイント」を守って思い切って跳びました。
両足での踏切、手の着く位置や付き方、着地の仕方等、気を付けるポイントが一人一人違います。


最初は、跳び箱を跳べたのは2人でしたが、だんだん跳べるようになってきて、今では十数名跳べるようになりました。
これからも練習していき、できること・分かることを増やしていきたいと思います。
4年生は、総合的な学習の時間に、地域や学校のために自分たちができることを考えています。
「地域を元気にしよう隊」のメンバーが、挨拶の上手な人を探して紹介したいと相談にきました。

先月の5年生の挨拶運動でも挨拶名人の紹介をしましたが、
そのことがきっかけとなり、自分たちも引き継いでみようと考えたようです。
これまでも、挨拶を呼びかけるポスターを掲示するなど、
工夫して活動してきた地域を元気にしよう隊。
来週、実行に移し、校内にさらに挨拶が広まることが楽しみです。
これからも、よりよい地域・学校を目指して進んで活動してほしいと思います。
6年生は、総合的な学習の時間に、文化振興課課長さんを講師にお招きし、
地域の先賢である齋藤弥九郎についてお話をしていただきました。
仏生寺で生まれた齋藤弥九郎は、熱心に剣法を学びました。
湖南小学校では、齋藤弥九郎が剣豪であったことにちなんで、
毎年の運動会に竹刀体操を取り入れています。
今回のお話から、齋藤弥九郎が、ペリー来航のころに砲台をつくるなど、
歴史に名を刻む業績も残していたことが分かりました。

お話をしていただいたお礼に、6年生が取り組んでいる模擬会社のマグカップをプレゼントしました。

齋藤弥九郎のゆかりの地めぐりは3学期に行う予定です。
今後も、弥九郎の生涯が掲載されている冊子等を活用し、
地域の先賢を学んでいきます。
この一週間、5年生は、挨拶運動に取り組みました。
挨拶の目当ては、「立ち止まって、相手を見て、笑顔で挨拶をしよう」です。
以前の学級活動で話し合って決めた内容を実行に移しました。
まずは、挨拶リレーです。
月曜日は1年生、火曜日は2年生というように、各学年に協力を仰ぎました。
5年生が手作りしたたすきをかけて、各学年が順に挨拶運動に加わりました。

また、挨拶名人を放送で紹介しました。
各学年の挨拶名人を日ごとに見付け、お昼の放送で発表しました。
たくさんの子供たちの名前が挙がりました。
今日、最終日は、あいにくの雨でしたが、6年生と共に挨拶を呼びかけました。


全校に挨拶が広がるように話し合い、実践した5年生。
一連の活動を振り返るとともに、
今後も、よりよい湖南小学校を目指していってほしいと思います。
今日は、初めての書初練習を行いました。
まず、用具の置き場所や硬筆墨の持ち方を学びました。
次に、濃く太い線を書く練習をするために、横線や縦線を書きました。
ゆっくりと力を入れて書くと濃く太い線が書けるといった気付きもありました。
だんだんと、力強く太い線が書けるようになって嬉しそうです。

まっすぐな線を書いた後、はねの練習をしました。
はねるときは、一度止まってからはねると上手にはねることができました。
最後に、1人2枚「えがお」と書き、そのうち1枚を学校で集めました。

今日は、初めての練習ということで3枚だけ紙を使いました。
子供たちが一生懸命練習した横線、縦線や「えがお」を見ていただき、温かい声かけをお願いします。
お忙しい中、下敷き、手本の線等をご準備いただきありがとうございました。
学校薬剤師の先生をお招きして、学校保健委員会を開催しました。
PTA会長さんや保健体育委員長さん等、保護者の方も参加してくださいました。
保健体育委員会の子供たちが会を進行しました。
学校薬剤師の先生から、薬の正しい使い方について教えていただきました。
薬の量が多すぎても少なすぎても正しく使えていないことになり、
「血中濃度」が薬の効き方に関係することが分かりました。
また、コップ1杯の水を飲めば、
食事がとれていなくても食後の薬を飲んでもよいことも分かりました。

富山県は昔から薬の研究・開発に力を入れ、
「薬の富山」として全国に薬を届けてきた歴史があります。
富山県人としてそのことに誇りをもち、薬を正しく使っていってほしいと思います。

総合的な学習の時間「湖南のきらりを見つけよう」の学習で、
3年生は、寺飯久保地区にある光久寺に行きました。
紅葉がきれいな茶庭を眺めながら、光久寺の歴史や
オウレン、イカリソウ等の薬草についての話を聞きました。
事前に考えてきた質問を積極的にしたり、気付いたことを
ワークシートにたくさん書いたりしていました。
子供たちは、光久寺のきらりをたくさん見付けることができ、
とてもうれしそうでした。
図書委員会が企画・準備をした「本となかよし集会」が開かれました。
図書委員のお薦めの本の紹介、「裸の王様」の読み聞かせ、
劇を取り入れての図書クイズ等、どのプログラムも楽しく、
本を読みたい気持ちを高める内容でした。

これからも、進んで本に親しんでほしいと思います。
11月20日、21日に小中合同さわやか挨拶運動が行われました。
十三中学校の生徒さんと共に、代表委員、6年生、5年生、
挨拶運動に参加したい様々な学年の子供たちが玄関前にずらりと並びました。
あちらからこちらから「おはようございます」という声が聞こえてきます。
挨拶を交わし合う心地よさを味わっているようです。
また、互いに手と手を合わせるほほえましい場面もありました。

1学期の小中合同挨拶運動に比べ、はるかに多くの子供たちが参加し、
挨拶運動の盛り上がりと湖南子のパワーを感じました。

これからも、学校に、そして、この地域に挨拶の輪が広がることを願っています。
4年生は、2学期に社会科で災害について学習しました。その学習を深めるために、東京海上日動火災保険株式会社から講師をお招きし、「防災授業(地震・津波編)」を行っていただきました。
授業の中では、プレートの動きで大きな津波が発生することや、能登半島地震が断層によって引き起こされたこと、事前の備えを十分にしておく必要性等を教えてくださいました。
子供たちは、震度とマグニチュードの違いや、地震の強さなど、いろいろな質問をしていました。
防災の必要性について考えるよい機会となりました。





来年度入学予定の園児の皆さんが、学校見学のために湖南小学校にやってきました。
まず、5年生が園児さん一人一人と手をつなぎ、保健室や図書室、音楽室等を案内しました。
園児さんのスピードに合わせ、ゆっくりと歩いたり、優しく声をかけたりする姿が見られました。
各部屋では、クイズやじゃんけん等で楽しく交流しました。


1年教室に送り届けると、今度は、1年生が、学校で学習する各教科の紹介をしました。
一緒に、音楽の発声練習「おなかの体操」を行ったり、
山という漢字の書き順を手で表したりする場面もありました。
体育館では。体育で行う準備運動も一緒に行いました。

学校見学を通して、園児の皆さんに学校生活の様子を伝えることができました。
園児さんが入学するころ、1年生は2年生に、5年生は6年生になります。
今回の交流を生かして、入学後も温かく関わっていくことを期待しています。
今日の算数の課題は、「11-7のけいさんのしかたをかんがよう」でした。
子供たちは、これまでに「13-9の計算の仕方」「14-8の計算の仕方」を学習してきました。
今日は、既習の学習を生かして考えたり、友達の考えから学んだりする姿がたくさん見られました。
<これまでのノート>

これまでは、まずブロックを使って考え、次にノートに〇を使って書き表し、言葉で説明を考えてきました。
今日は、課題を提示し、ブロック、図、言葉の中から自分で考えられる方法でノートに書きました。
また、「分かるようになりたい」と自然と友達と教え合う姿も見られました。



自分の考えをしっかりともち、話し合いました。
ブロックを使って説明したり、図で表したりするなど、これまでの学習がしっかりと生かされていました。
言葉で説明するときは、発表する友達の方を向いて聞いています。



振り返りでは、「自分で11-7の計算を全部できたのが、嬉しかったです」「〇〇さんの考えを聞いて計算の仕方が分かりました」「自分の成長が分かりました」「11月14日のノートを見ながら書いたらすぐに分かりました」「11-7の計算の仕方が分かりました。もっと練習して頑張ろうと思いました」とありました。

これからもたくさん考え、一年生みんなで学んでいきましょう。
3年生は、道徳の時間に「たからさがし」という話を用いて学習しました。
「たからさがし」には、友達がよくないことをしようとする場面が出てきます。
その友達に「やめよう」と言ったら、自分が一人ぼっちになってしまうかもしれない。
でも、このままだと、悲しむ人が出てしまう。
結局、勇気をもって「やっぱり、やめよう」と言った主人公。
子供たちは、主人公と自分を重ね合わせて真剣に考えました。

終末には、今日の学びを振り返り、自分を見つめながらノートを書きました。

みんなで考え、話し合ったことを、今後の生活に生かしてほしいと思います。
今日はいよいよマラソン大会です。
この日のために、子供たちは、体育の時間や休み時間に練習を重ねてきました。
一人一人が目当てをもち、練習の成果を発揮しようと懸命に取り組みました。

ゴール手前で逆転する姿、遅れても最後まで走り続ける姿、友達を応援する姿等から、
それぞれの思いが伝わってきました。
このマラソン大会の開催は、走力、体力の向上はもちろんのこと、
粘り強さや思いやり等、心の育成にもつながりました。
交通規制等へのご協力、また、子供たちへの応援もありがとうございました。
今後も、目当てに向かって、自分の力を伸ばそうとする子供たちであってほしいと思います。
4年生は、仏生寺川について調べています。
ひみラボ水族館の西尾さんに学校に来て頂きました。
子供たちは西尾さんの説明される生き物に興味津々でした。
様々な生き物について説明を受けるとともに、日頃思っているメダカの育て方や仏生寺川にすむ魚について様々に質問していました。

5年生は、総合的な学習の時間に、身近な福祉について勉強しています。

11/15(金)に明善寺デイサービスあんのんを訪問し、施設利用者と交流したり、施設利用者の日常の生活を疑似体験したりします。
5年生は、自分たちに何ができるかを考え、施設利用者と折り紙やトランプを一緒にして楽しい時間を過ごしてもらおうという計画を立てています。
学級目標のキーワードでもある「思いやり」の気持ちをもちながら施設を訪問したいと思っています。
2年生は、九九の暗唱に取り組んでいます。
中休みや昼休みにいろいろな先生に声をかけ、九九の暗唱を聞いていただいています。
上がり九九、下がり九九をすらすらと言う2年生。
「上手だね」と、ほめてもらって嬉しそうです。

九九を覚えるだけでなく、進んで人と関わる楽しさも味わってほしいと思います。
令和のとやま型教育推進事業 教育実践研究会が行われました。
湖南小学校では、5年生が学級活動の授業を公開しました。
たくさんの先生方が参観される中、子供たちは「あいさつ運動」で5年生ができることを考えました。
学校全体に元気のよいあいさつが広がる活動の案を出し、比べ合いました。

「協力して取り組める」「学級目標を達成できる」「あいさつをがんばろうとする人が増える」など、
それぞれの案を推す理由も伝えました。
また、心配な点も出し、改善策を考えました。
放送であいさつ名人を紹介するなど、案を合体させた意見に賛成の声があがりました。
終末には、タブレット端末を使って振り返りを行いました。
結果が円グラフとなって表示されました。互いのがんばりを再確認できました。

今後、「あいさつ運動」で実行する姿を楽しみにしています。
6年生が、中越パルプの工場見学に行きました。

6年生は、「竹の湖6」という模擬会社を立ち上げ、起業家体験プログラムに取り組んでいます。
今年の夏は、調湿・防臭効果のある竹炭づくりに挑戦し、地域の商店等で販売しました。
これまで、総合的な学習の時間を中心に竹と関わってきた6年生。
中越パルプ工業では、竹紙をつくっておられるそうです。
湖南地区の竹から竹紙をつくっていただき、卒業証書とする予定です。
年末は、昨年好評だった門松をつくって販売します。
門松販売が近くなったら、お知らせします。