教頭先生から6年生へ

3月12日(金)

6年

卒業を控えた6年生に「今後の心構え」についての授業を行いました。

「今年、みんなのおかげで、優しくてすてきな宮田小学校になりました」

教頭先生の突然の温かい言葉に教室が静まり返りました。

「ベゴニアを進んで世話する姿、運動会で6年生らしく振る舞う姿、体育の授業で教え合う姿、下級生の姿を見ている姿、そのような一生懸命に頑張る姿に胸が熱くなりました」

教頭先生は続けます。
「がんばれる、助け合える、分かり合える6年生がこれからもがんばれるように三つのメッセージを送ります」

一つ目は、目標を立てることです。
先生の実体験をもとに、夢や願望をもって前に進む大切さを話されました。

先生が小学校4年生のときは、「氷見市長」になりたかったそうです。6年生のときは、「聖徳太子」になりたかったそうです。スケールの大きい夢に子供たちが大爆笑します。

 

二つ目は、自分や友達を信じることです。
「今はできなくても、いつかはできると信じてがんばろう」と子供たちに伝えます。

話を聞く際、上の方を見上げ、自分の姿を思い返す様子がたくさん見られます。

 

三つ目は、人、時、場所を大切にすることです。
そういった人は、周りの人から「かわいがってもらえる」ことを話しました。

「どうすればかわいがってもらえるだろう?」の問いに、「素直に一生懸命がんばる」「感謝の気持ちをもって伝える」「やるときはやる」子供たちが次々と答えます。

 

子供たちのまっすぐな瞳からも、先生の言葉一つ一つを理解し、これからもがんばっていこうとする様子が伝わってきました。

最後に、この言葉で授業を締めくくりました。
「つらいことがあるかもしれないけれど、一人じゃないよ」

優しい言葉に子供たちは笑顔になりました。

 

卒業まであと5日。残り少ない時間を大切に過ごしましょう。