分かる、できる、できた!!
10月2日(金)
6年 体育
跳び箱運動の学習をしています。
今日は、台上前転(跳び箱の上で前転をする)に取り組みました。
はじめに、「きれいな台上前転をしよう」という目当てを確認しました。
活動が始まりました。
準備運動です。
グループごとに、音楽に合わせて、首等、運動で使う部分を伸ばしました。
基本の運動です。
台上前転につながる動きを練習して、体をほぐし、よい動きを体にしみこませます。
条件を変えて、前転の感覚を身に付けます。
腰を高く上げる感覚を身に付けます。
技のポイントの確認です。
動画を見ながら技のポイントを確認します。
6年生の子供たちが上手なモデル、小嶋先生ができないモデルとして登場しました。
真剣に見ます。技のポイントだけでなく、教え合うポイントも見付けました。
いよいよ、台上前転に挑戦です。
うまくできる人は、着地等に気を付けます。
うまくできない人は、手の着き方、腰が高く上がっているか気を付けて挑戦します。
友達に補助をしてもらって挑戦します。
「腰を高く」「踏切を強く」ポイントをはっきりと助言し合います。
気を付けることが分かります。
「思い切ってやればできるよ」励ましの言葉が飛びます。
やる気が出ます。
跳び箱の周りには、バランスを崩したときのために、マット等が置かれています。
安心です。
同じグループの人は、タブレットを使って動きの様子を動画に記録します。
挑戦する人も、見守る人も心を合わせています。
そのうち、「できた」という声が、あちらこちらで聞こえてきました。
授業の初めはできなかった子供が、友達の助言や補助のおかげか、できるようになったのです。
友達の成功をグループで自分のことのように喜びます。
技のポイントが「分かって」、「できる、できそうだ」という見通しがもてて、「できた」という感動がたくさん生まれました。
それ以上に、苦手な人にとってはこわいと感じるときもある跳び箱に、6年生は、強い気持ちで取り組み、克服しました。挑戦する本人もそうですが、友達を支える温かい態度がその成功を生んだのでしょう。中には、成功できなかった人もいましたが、その人の取り組み方には心を打たれました。
たくさん得るものがあった授業でした。