変われば、変わる
7月16日(木)
4年 理科 「電気のはたらき」
今日は、電気の流れを検流計で調べました。
4年生になると、目に見えないものについて考える学習が増えてきます。
電気のはたらきもそのうちの一つです。
回路にプロペラと検流計をつないで目に見えない電気のはたらきを見えるようにしました。
スイッチを入れると、プロペラが回りました。
子供たちは、回るプロペラから風を感じ、電気のはたらきを実感します。
林先生が、「検流計の針はどちらを向きましたか」と科学的に問いかけます。
ここで、議論が始まりました。
検流計の針が右側に振れたグループと、左側に振れたグループに分かれたのです。
子供たちは、林先生が黒板に書いた回路図と、自分たちの回路を何度も見比べて考えます。
そのうちに、乾電池の向きが違うということに気が付きました。
「ぼくの方から見ていたら乾電池の向きが逆やったから分からんだ」と、冷静に振り返る子供もいました。
この話合いを通して、「乾電池の向きが変わると電流の向きが変わり、検流計の針の向きが変わる」「電流の向きが変わると、プロペラが回る向きも変わる」ということに気付きました。
4年生は、純粋な反応をしながら、体験を通して学んでいます。これからも、子供にとって魅力的な学習になるように工夫します。