棚田での稲刈り体験(9月26日)

6年生は、長坂地区の棚田で稲刈りを体験しました。

長坂の棚田は、富山湾を見下ろすことができる標高約200mの急傾斜地にあり、平成11年に「日本の棚田百選」に選ばれました。

そんなすばらしい場所が灘浦地区にあることを誇りに思います。

9月26日(月)は天候に恵まれ、稲刈りに最適な日となりました。

5月30日(月)に自分たちで植えた苗が、黄金色のじゅうたんのように見事に実り、稲を1束ずつ丁寧に鎌で刈り取りました。

稲刈り体験を通して、自分たちが食べているお米つくりの大変さを知り、改めて感謝して食べたいという気持ちになりました。

 

~ 稲刈りの様子 ~

稲の刈り方や、束にするための藁の結び方等を、椿衆や姫椿衆の皆さんに教えていただき、実際にやってみました。

はじめはなかなか難しくて時間がかかりましたが、慣れてくるとだんだん上手くなりました。

   

~ 稲運びの様子~

棚田から道路まで、稲の束を運びました。なかなか重労働でした。

 

 

~ はざがけの様子 ~

はざがけを体験しました。

低いところは自分たちでかけましたが、背が届かなくなったので、大人の方にお願いしました。

はしごをかけて上にいる人に、稲の束を上手に投げるのは難しかったです。

山の上なので、風がさやさやと吹き、とても気持ちがよかったです。

 

~ 片付けの様子~

稲穂や藁が残らないように、片付けました。

椿衆の方がされている様子を見て、6年生が「代わります」と言って、さっと竹箒を受け取り、黙々と集め、最後は手で拾っていました。さすが、最上級生です。

お世話くださった椿衆や姫椿衆の皆さん、氷見市役所農林畜産課の田町さんに挨拶をして、帰ってきました。

田町さんから、6年生に「はとむぎせんべい」を、全校児童にも「ハトムギ茶」をいただきました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

~ 記念撮影 ~

稲穂色のお揃いのTシャツを着て、はい、ポーズ!

灘浦・海峰小学校5・6年合同宿泊学習in国立能登青少年交流の家(8月30日・31日)

8月30日(火)、31日(水)に海峰小学校の5・6年生と合同で国立能登青少年交流の家で宿泊学習を行いました。

1 出発式(8:05~ )

子供たちはこれから始まる宿泊学習に期待で胸いっぱいの様子でした。

元気に「行ってきます!」と挨拶し、バスは一人に2座席ずつ使ってゆっくり座り、感染対策をして出発しました。

2 入所式(9:30~ )

入所式では能登青少年交流の家の所員から生活するときの注意事項を教えていただきました。

 

3 ディスクゴルフ(10:00~ )

初めてディスクゴルフをする子供たち。海峰小との混合活動班で、仲間と相談しながら仲良く活動していました。

4 昼食(12:00~ )

昼食は施設の講堂の中で、班ごとに分かれて食べました。

家から持ってきた弁当を、友達と距離をおいて、黙食しました。

5 いかだ体験(13:30~ )

インストラクターの方から作り方を教えてもらい、板と発泡スチロール製の浮きをロープで固定して、いかだを作りました。

下杢左エ門池にいかだを浮かべ、先生が固定した状態でおそるおそる乗り込みました。

ライフジャケットを着用し、いざ出発!子供たちは不安そうに漕ぎ出しました。

漕ぎ方のバランスが悪いと、くるくる回転して前に進みません。

みんなで声をかけ合い、息を合わせて、せ~の!

池の真ん中あたりに行った頃には、みんなで協力しながら楽しそうに活動する姿が見られました。

時間になり順番に戻ってきたときは、まるでアトラクションに乗ってきたような満足そうな顔でした。

後片付けをきちんとして活動を終了しました。

6 シーツを受け取り、部屋で荷物整理とベッドメーキング(16:45~ )

青少年交流の家の生活では、自分でしなくてはいけないことがたくさんあります。

その一つが、荷物整理とベッドメーキングです。

部屋の仲間と協力しながら、ベッドメーキングをし、カバンの整理、次の活動への準備をしていました。

7 夕食(17:30~ )

待ちに待った夕食タイム。

食堂が開場されるまで、入口で静かに待機しました。

手洗いをしっかりして、利き手に手袋をし、バイキング形式で食事の準備をしました。

食べられる量を考え、班ごとに距離を置いて座り、黙食しました。

おかわりをする子供もいました。

たくさん活動して疲れた体に、おいしい食事。みんなと食べる夕食は格別です。

食器や箸、コップ等を種分けして返却しました。

水筒のお茶を捨て、代わりにお茶のペットボトルを1本もらいました。

8 肝試し(18:30~ )

夏といえば肝試し。活動班に分かれて、夜の青少年交流の家の周りを散策しました。

開始前に先生から説明を聞き、少し怖い話も聞いてから、順番に時間を空けてスタートしました。

お化け役の先生に脅かされ、怖い気持ちを仲間とともに乗り越えたことで、より仲を深める時間となりました。

9 リーダー会議(21:20~ )

室長が集まり、一日の振り返りと翌日の予定の確認をしました。

室長は部屋に戻り、同室の子供たちを集めて、自分たちができていなかったことを確認したり、連絡事項を伝えたりするなど、率先して動いている様子が見られました。

学校間の垣根を超えた交流があり、ワンチームになりました。

 

10 朝食(7:30~ )

2日目の朝食。体調の悪い子供もおらず、全員元気に食堂にやってきました。

11 野外炊飯(9:00~ )

ふれあいの広場に徒歩で移動し、野外炊飯を行いました。

調理の準備をする人、薪を割って火を管理する人等、分担してカレーライスを作りました。

初めての体験でわくわくドキドキしながら、所員の方から説明を聞いたり、先生に教えてもらったりして、友達と協力し真剣に取り組んでいました。

自分たちが炊いたご飯、カレーライスはとてもおいしく、おかわりをしていました。

食事後は、見えない誰かのために(次に使う人)鍋の底を磨き、かまどの隅まで掃くなど、自分たちが使ったものを責任をもって片付ける様子が見られました。

12 退所式(13:00~ )

あっという間の2日間。たくさんの思い出を作ることのできた2日間でした。

 

13 道の駅・なぎさドライブウェイ(13:30~ )

道の駅千里浜に寄り、おみやげを買いました。決められた金額(1000円)の範囲でどのようにお金を使おうかなと考えながら選んでいました。

道の駅には砂像があり、砂で神秘的な像ができることを興味深そうに見ていました。

ここで、海峰小学校の友達と別れました。

名残惜しそうでしたが、2日間の感謝を込めて「ありがとうございました」と挨拶して、また会える日を楽しみに、それぞれのバスに乗り込みました。

帰りに、なぎさドライブウエイを通って、学校に向かいました。

15 帰校式(15:30~ )

無事学校に到着しました。

~集合写真~

灘浦・海峰小学校合同宿泊学習 ~打ち合わせ~ (8月5日)

8月5日(金)に、5・6年生は登校日でした。

8月30日(火)、31日(水)に予定している海峰小学校との合同宿泊学習事前学習のため、両校の5・6年生が海峰小学校に集まりました。

猛暑の中ですが、元気な姿で登校してくる姿にうれしい気持ちになりました。

ほかの小学校での活動にみんな、緊張している様子でしたが、自己紹介、ゲームを行ううちに緊張がほぐれ、和やかな雰囲気で事前学習ができました。

活動班や生活班ごとに分かれ、活動時の係や役割を子どもたちでしっかりと決め、決まったことを班長が先生に報告していました。

 

しおりを見ながら、宿泊学習の日程、活動内容、持ち物を確認しました。

また、コロナ禍のため、当日の所員の方のオリエンテーションはせず、ベッドメーキングや食事のバイキング方法を能登青少年交流の家の動画を視聴し、施設の使い方を確認しました。

子供たちは真剣な様子で話を聞いたり、映像を見たりしていました。

 

みかんの摘果体験をしました。(8月2日)

8月2日(火)、6年生は灘浦みかんの摘果作業を行いました。

大境展望台横のみかん畑を訪れ、灘浦かんきつ研究会の坂本さんから、作業の手順について説明を聞いた、直径3センチほどに育った実のうち、傷のあるみかんや大きすぎるみかん、天なりのみかんを取り除く「摘果」の作業を体験しました。

子供たちは、「みかんが大きく育ってほしい」「食べる際は味わって食べたい」「ジェラートをつくりたい」など、様々な思いを持ちながら作業を行いました。

生産者の大変さを学ぶ機会となりました。

陸養プロジェクト 交流会 (7月8日)

7月8日(金)、6年生が取り組んできた陸養プロジェクトの最後の授業「海の資源についてみんなで考えよう 『陸養プロジェクトオンライン交流会』」を行いました。

2021年度に「陸養プロジェクト」に取り組んだのは、全国で5校あり、東京都上原小学校、弘道小学校、長野県大日向小学校、富山県海峰小学校、灘浦小学校がオンラインで参加しました。

それぞれの学校の1年間の取組や陸養プロジェクトを通して学んだ海と山の循環や地元の水産産業、いのち等について、発表しました。

ほかの地域の子供たちと様々な意見を交流し、いろんな人やいろんな意見があることを学びました。

陸養プロジェクト 「最終議論」(6月24日)

6月24日(金)、6年生は陸養プロジェクト 「最終議論」を行いました。

斉藤先生の出前授業により、これまで6年生が大事に育ててきたヒラメをどうするのか、「いただくか」「いただかないか」を議論しました。

「育ててきた責任として食べる」「かわいそう、このまま育てたい」「海に放流したい」など、いろいろな意見が出ました。

結局、「ヒラメは暑さに弱い、夏はどうする?」「放流したいけれど、栽培漁業センターに聞いたら個体のルーツは?生態系が崩れるかもと言われた」「社会科で栽培漁業と養殖漁業は違うと習った」「私たちは、陸上養殖をしている」など、総合的に考え、これ以上育てることは難しいと判断し、命をいただくことを選びました。

みかん畑に行ってきたました(5月20日)

5月20日(金)2・3年生と6年生で大境の髙野さんのみかん畑に行ってきました。

みかん畑の花が見頃で、白い花がかわいく、とてもきれいでした。みかんの香りがしました。

髙野さんに灘浦みかんのことを教えていただいたり、高いところから景色を見たりして、灘浦地区のすてきを改めて感じました。

 

租税教室がありました(6月10日)

6年生は、税理士の久保さんを講師にお招きし、租税教室を行いました。

いろいろな税があることにびっくりしました。

消費税などの身近な税や、聞いたことも想像も付かない税もありました。

税金が何に使われているかを知り、税金は私たちが豊かに生活するために欠かせないものであることを学びました。

~ 租税教室の様子 ~

長坂の棚田で田植えを行いました。(5月30日)

5月30日(月)、さわやかな五月晴れの下、6年生は長坂の棚田で田植え体験をしました。

長坂の棚田は、「日本の棚田百選」や「棚田遺産」に選ばれている貴重な場所で、歴史や保全の取り組みについて学びました。

目印が泥で見えなくならないようにそ~っと歩いたり、泥に足をとられて悪戦苦闘したりしながら、丁寧に苗を植え、田植えを楽しみました。

お土産に、氷見市農林畜産課農業振興担当の方から、全校分の草餅と梅干をいただきました。

長坂「椿衆」の皆さまのご協力により、田植えを体験させていただきました。

ありがとうございました。

 

◎ 棚田での田植え体験の様子 ◎

陸養プロジェクト2021 灘浦小・海峰小合同課外授業に行ってきました(5月26日)

学校の水槽でヒラメを育てる「陸上養殖」のプロジェクト、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、自分たちの海や水産資源について学ぶ課外授業が5月26日に行われました。

児童たちは、氷見市漁業文化交流センターを訪れ、氷見の定置網漁の歴史と仕組みについて、VRシアターを視聴したり、館内の展示物についてガイドの方から解説を聞いたりして、「氷見の持続可能な漁法について」学びました。その後、周遊船に乗船し、実際に氷見沖の定置網を見学しました。

● 漁業文化交流センター

●周遊船

周遊船に寄ってくるかもめに餌(かっぱえびせん)をまいて楽しいひとときを過ごした後は、番屋亭に移動し、「海と山の循環について」学びました。

灘浦小と海峰小の混合グループで、館内7カ所に設置された「循環に関するクイズ」をめぐるクイズラリーをしました。みんなで協力してクイズポイントを探し、答えを考えたら、お腹が空きました。

漁師の朝ご飯「かぶす汁」をみんなでいただきました。お刺身も付いてとてもおいしかったです。

お世話をしてくださった方々、ありがとうございました。

●番屋亭

1 19 20 21 22 23 37