調理実習★おいしいご飯と味噌汁を作ろう・・・5年生
12月2日(金)3、4限 12月6日(火)5、6限
家庭科「食べて元気になれる、おいしいご飯と味噌汁を作ろう!」
日本の伝統的な日常食であるご飯と味噌汁についての理解を深めるために、調理実習を行いました。感染症対策として、2グループに分けて行い、手袋の着用、黙食等に留意しました。
ご飯には、5年生が学校田で収穫したコシヒカリを使用しました。精米後のお米と研いで吸水させたお米について、色や手ざわりを比べました。その後、ガラス鍋を使ってお米を炊きました。「いつも炊飯器に任せきりだけど、火加減が難しいな」「鍋の中で、水とお米がこのように姿を変えていくことを初めて知った」「鍋で炊く方法を覚えたら、炊飯器がなくてもご飯が炊けるね」等、鍋を傍で見守ることでたくさんのつぶやきが聞こえてきました。
味噌汁の具は、大根と人参とねぎです。「いつもお母さんが料理しているところを見ているからできると思ったけれど、なかなか上手く切ることができないな」「食材が転がらないようにしっかり押さえないといけないよ」「このように重ねると同時に切れて時間短縮になるよ」等、普段の経験を想起しながらアドバイスし合う姿が見られました。
鍋に火をかけている間に、にぼしのだし有り味噌汁と、だし無し味噌汁の飲み比べをしました。「後味が全然違う」「うま味があって、味に深みが出るね」「手間がかかるけれど、だし有り味噌汁を毎日飲みたいな」等、その違いに驚いている子供達でした。
いよいよ会食です。「自分たちで育てたお米、おいしいね」「炊飯器ではできないお焦げができて最高だ」「みんなで協力して作ったから、尚更おいしく感じるね」等の声が聞かれ、達成感や満足感でいっぱいの調理実習となりました。
振り返りカードで「家で家族と作ってみたい」という感想も見られました。冬休み、是非ご家庭で取り組んでみてください。3学期にすてきな報告が聞こえてくるのを楽しみにしています。