スーパー見学に行ってきたよ・・・3年生

11月17日(水)3年生(社会科)

3年生は、社会科の学習でスーパーマーケットの見学を通して、お客さんのために働く人の仕事について学んできました。

これまでの学習では、教科書や資料を読んだり、今までの経験をもとに話し合ったりして、学びを深めてきました。「お店の工夫が見付かったけど、どのような意図があるのかな」「実際にお店の人の思いを聞いてみたい」という声が上がったことから、校外学習として、スーパー見学に出かけることになりました。

行き先は、学校から近い子供も知っているスーパーマーケット。「お母さんと行ったことあるよ」「ここにアイスのコーナーがあるんだよね」等、普段お客さんとして来店しているお店に見学しにきたことで、心がはずんでいるようです。

「入り口すぐの『あたま』という場所は、旬の物やお買い得の物が置いてあり、たくさん買っていただけるように工夫しています」という説明を聞き、「そういえば、よく人が集まる場所だよね」「お母さんがここの野菜を見て、献立を決めているよ」と、自分の生活を振り返る場面がありました。

レジ打ちの体験をさせていただきました。レジ打ちに憧れていた子供もいたようで、大喜びです。

バックヤードにも入らせていただき、揚げ物やお総菜を作る所や、野菜や肉、魚を切る所を見ることができました。

最後の質問コーナーでは、次々に手が挙がります。「大阪屋ショップは何年前にオープンしたのですか」「1日に何人のお客さんが来られるのですか」「なぜ店内で音楽を流しているのですか」等の質問に答えていただき、予想外の答えに驚きです。「そんなに多くの商品が並べてあるなんてすごい」「このような工夫があることは知らなかった」と、思わず声をもらしていました。

最後は、消費者の立場になって、買い物体験をしました。500円以内で家族のために買い物をするという約束のもと、事前に書いてきたメモを確かめて売り場で探します。

「◯さんが探していたふりかけ、こっちにあったよ。看板に『ふりかけコーナー』と書いてあるから分かりやすいね」「大きく書いてある売値の下に、税込みの値段が書いてあるんだよね。500円で足りるか計算しよう」等の声が聞かれ、見学で学んだことを生かし、助け合う姿に感心しました。

朝食で食べる食パンや味噌汁に入れる麩、アルミホイルやカレールーを購入し、家族が喜ぶ姿を思い浮かべていました。

見学中に、お客さんから「みんな一生懸命学習しているね。頑張ってね」と声をかけてもらった子供もいたようです。地域の方やお店の方にご協力いただき、実りのある学習となりました。