ふれあいお楽しみ会 -1・6年生-
12月18日(金)
1・6年
1年生と触れ合って、楽しい時間を過ごそうと、総合的な学習の時間に、6年生が1年生とのお楽しみ会を計画しました。
先日、その飾り付けを作っている様子を紹介しましたが、今日は、いよいよお楽しみ会当日です。
密を避けるために体育館で行いました。
体育館の飾り付けは、中休みに行いました。にぎやかになりました。
プログラムも作って掲示しました。
まずは、学校スタンプラリーです。6年生と1年生がペアになります。
各教室では、6年生が考えた学校に関するクイズが出ました。
1年生は、生活科の学習で宮田小学校の教室や教職員のことをよく知っている「スーパー宮田っ子はかせ」になっています。そんな1年生には、簡単な問題で、もちろん全問正解です。鼻高々の1年生でした。
が、後になって考えてみると、6年生は、そのことをもう知っていて、クイズの問題を作ってくれたのかもしれません。
クイズに正解すると、カードにシールが貼られます。お互いに見せ合って、にこにこです。
次は、6年生と1年生混合リレーです。2チームに分かれて競います。
6年生対1年生にならないように、順序を考えてあります。
6年生は、リードをしません。1年生がバトンを渡すために、一生懸命走ってくるのを待ちます。
「〇〇君、こっち、こっち」と声をかけて教えてあげます。
6年生から6年生へのバトンパスとは、ずいぶん様子が違ったとのことです。
次は、ドッジボール対決です。
1年生が優勢なのでどうしてかなと思ったら、
1年生は2回当たったら外野(1回は、おまけ)、6年生はワンバウンドでも当たったら外野というルールだったそうです。その上、6年生は、ボールを転がしたり、少し山なりで投げたりしていました。
集会の終わりには、みんなで楽しかったことを振り返りました。
最後に6年生から、ポップアップカードのプレゼントをもらった1年生。
思わずジャンプをしながら喜んでいました。
6年生は32人、1年生は17人です。縦割り班の班長がその班の1年生とペアになり、それ以外の子供は進行やクイズの係をしたそうです。
カメラ係もいて、あたたかいまなざしで、記録写真を撮っています。
「次は、どこへ行きたい」と、6年生は、1年生に希望を聞きます。
決して急かさず、「あわてなくてもいいよ」と声をかけたり、そっと誘導したりします。
「1年生が喜ぶために」という目当てで、それぞれの役割をしっかりと果たしていた6年生。
1年担任の小竹先生は、「1年生が楽しむことができるようにと、たくさんの工夫や世話をしてくれて、本当にうれしい。6年生の姿を見て、とても感動した」と話していました。
今年度になってから、全校で集まって遊ぶ機会は、なかなかありません。
でも、工夫次第で、密を避け感染予防に努めながら、楽しいイベントができると思います。
6年生と1年生の笑顔を見て、そう思いました。