【4年生】心に残った「一つの花」

6月13日(金)

国語「一つの花」を読み進めてきました。

「お父さん」と「お母さん」それぞれの「ゆみ子」に対する思いを会話や行動から確かめたり、戦争中と十年後の場面を比べて、最後の場面に「一つだけ」が出てこない理由を考えたりするなど、戦争の時代背景を理解しながら、考えを深めてきました。

今日は、「登場人物の行動や言葉の中から、心に残ったことを理由とともにまとめよう」という課題で、ノートに考えをまとめました。

理由の中にも、自分の考えが入るように、書いたものを見直し、グループで発表しました。

友達と選んだ会話や行動が同じでも、理由が違っていて、「そういう考えもあるんだな」と話す子供もいました。

 

子供たちの心に残ったところを紹介します。

・ぼくは「何も言わずに乗って行っていました」という場面が心に残りました。なぜかというと、父が「ぼくは、多分帰れないがゆみ子なら大丈夫だろう」と安心しているように感じて、悲しそうでかわいそうと感じたからです。

・わたしは、「ゆみ子のにぎっている、一つの花を見つめながら」が心に残りました。理由は、そのときのお父さんの気持ちでは、ゆみ子とお母さんにはもう会えないかもしれないから、お父さんと同じ気持ちで悲しく感じたからです。

・わたしは、「母さん、お肉とお魚どっちがいいの」が心に残りました。理由は、まだ戦争が激しかったころ、おいもや豆やかぼちゃなどしかなかったけれど、十年後はお肉やお魚がある時代になって、平和になってよかったなと思ったからです。

 

ご家庭でも、子供たちにぜひ感想を聞いてみてください。

6/13(金)おいしい給食

ご飯

牛乳

元気コロッケ

小松菜としめじのひたし

野菜のうま煮

 

<ひみの日献立>

今日のおいしい氷見の味は、米、元気コロッケの「さつまいも」と「りんご」、小松菜、たけのこです。

 

元気コロッケは、高岡市で学校給食用に考えられたコロッケです。地元でとれる「さつまいも」や「りんご」を使い、成長期に必要な栄養もとれ、食べると元気になれるようにという思いが込められています。今日は、氷見でとれた「さつまいも」と「りんご」を使って作ってもらいました。