お話給食②(11月4日~11月7日)

11月4日から7日までの3日間は、絵本や物語の世界が給食に飛び出してきたような、わくわくいっぱいの「お話給食」が行われました。

〈1日目〉
1日目のテーマは『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』。

物語に登場する不思議なアイテムが、給食に取り入れられました。

食べると肌つやが良くなるという「しわ取り梅干し」、欲しいものを盗めるとされる「スリスリリンゴ」、天気を晴れにしてしまう「天晴れレモン」等、不思議な料理がいっぱい登場しました。

〈2日目〉
2日目は『やきざかなの のろい』のお話から、大きな焼き魚が登場しました。

1・2年生は給食の前に、栄養教諭から骨の取り方を教わり、骨付きの魚にチャレンジ。

どの子も真剣な表情で骨を丁寧に取り、上手に身だけを食べることができました。食べ終わった子供たちは、「上手にできたよ!」と嬉しそうに見せてくれました。

〈3日目〉
3日目のテーマは『フライパンダ』です。

給食には、あちこちにかわいい「パンダ」が潜んでいました。

中でも手作りのメロンパンは、クッキー生地が絶妙な柔らかさでほっぺたが落ちてしまいそうでした。

物語の世界を食で味わえる「お話給食」。

今月も、子供たちの笑顔と驚きが広がる素敵なランチタイムになりました。

やきいも集会(11月5日)

11月5日は、学校の畑で育てたサツマイモを使って、全校みんなで「やきいも集会」を行いました。

朝活動から、1~4年生は焼き芋の下準備をスタート。

新聞紙でサツマイモを包み、水でしめらせてからアルミホイルで巻いていきます。焼き上がりを想像しながら、わくわくした表情で丁寧に準備をしていました。

1限目からは、5・6年生が火起こしを担当しました。

牛乳パックに火をつけ、槇をくべながら火力が安定するように調節します。

宿泊学習の経験を活かし、手際よく落ち着いて火を着ける姿からは、頼もしさを感じました。

サツマイモは約45分じっくり焼き上げます。火の強さを見て調節したり、芋の位置を変えたりと、協力しながら大切に焼き上げていました。

パチパチと音を立てて燃える焚き火を眺めているだけで、心も温まりました。

2限目からはいよいよ「やきいも集会」です。

まずは、6年生が企画したゲームで盛り上がりました。

最初のゲームは「やきいも玉入れ」です。

普通の玉にまじって、焼き芋の形をした特別な玉があり、これを入れると高得点。子供たちは「焼き芋は絶対入れんなん!」と声を弾ませながら、一生懸命投げていました。

次は「やきいもクイズ」と「やきいもじゃんけん」をしました。音楽に合わせて行う「やきいもじゃんけん」では、前に立つ6年生に負けないようにと、体全体を動かして勝負を楽しんでいました。

ゲームの後はいよいよ、お待ちかねの焼き芋タイムです。

グラウンドにレジャーシートを広げ、班ごとに輪になって座り、焼きたてのお芋をいただきました。

秋晴れの空の下、みんなで食べる焼き芋は格別でした。子供たちは熱さに気を付けながら、ほくほくの焼き芋を嬉しそうにほおばっていました。見ているこちらまで、ほくほくになりました。

甘くておいしい焼き芋でエネルギーをたっぷりチャージした子供たち。

3限目からは、いつも以上に元気に学習に取り組んでいました。