海の子山の子スキー交流学習(1月19日・2日目)

2日目は、いよいよ本郷小学校や栃尾小学校とのスキー交流学習です。

16名は元気いっぱい。

朝食には、高山名物の朴葉味噌や赤カブのお漬け物も出て、ご飯が進みます。

 

いよいよ平湯温泉スキー場へ。

天気も回復し、スキー日和です。

昼食会場となるあんき屋さんへ入ると、「One for all, all for one」「乗り越えよう灘浦」の横断幕が目に飛び込んできました。

能登半島地震で被害にあった灘浦への温かい寄せ書きメッセージをいただき、感涙しました。

 

対面式では、歓迎の言葉をいただき、灘浦小学校の児童も立派に挨拶をしました。

 

スキー班ごとに、スキー交流学習のスタートです。

スキー経験がほとんどなかったり、初めてだったりする灘浦小学校の子供たちに合わせて、優しく丁寧に教えていただきました。

おかげで、スキー学習を終えるころには、それぞれに上達し、楽しむことができました。

リフトに乗って滑り降りてきた班もありました。

 

昼食も、スキー班で会話を楽しみながら牛丼や団子を食べました。

だんだん、仲良くなっていく様子が伝わってきました。

午後は、雪遊びです。

そりリレーをしたり、雪合戦をしたりして、盛り上がりました。

 

 

閉会式では、楽しかった交流学習を振り返り、それぞれの代表児童が挨拶をしました。

灘浦小学校の児童も、心のこもったお礼の挨拶ができました。

記念撮影をして、いよいよお別れです。

バスに乗って出発するときにも、手を振って見送ってくださいました。

 

 

帰りのバスでは、ほとんどの児童がぐっすり。

あっという間に、灘浦小学校に戻ってきました。

帰校式で、学校で待っていてくださった先生方に挨拶し、帰路に着きました。

お家の方に楽しかった思い出をたくさん話すことができましたか。

海の子山の子が交流を深め、みんな無事に楽しく過ごした1泊2日でした。

 

余震や心のケア等心配される中、だからこそ子供たちに元気になってもらおう、笑顔いっぱいな思い出をという思いから、スキー交流学習の実施を決定いたしました。

保護者の皆様、子供たちの宿泊学習の準備等、温かく送り出してくださり、ありがとうございました。

氷見にそして灘浦に思いを寄せ、心温まる交流学習を企画してくださった本郷小学校と栃尾小学校の皆さんに心より感謝申し上げます。

海の子山の子スキー交流学習(1月18日・1日目)

海の子山の子スキー交流学習で高山市に行ってきました。

1日目の様子を紹介します。

出発式をランチルームで行いました。「元気に行ってきます!」

5・6年生の行動が素早く、予定より少し早く出発でき、早めに高山市に到着しました。

バスから降り、駐車場からまちの博物館までは徒歩です。

その道中に、高山の古い街並みがあります。

時間に余裕があったので、グループごとに、街散策を楽しみました。

 

その後、飛騨高山まちの博物館に向かいました。

そこで、昼食のおにぎりを食べたり、博物館を見学したりしました。

博物館には、高山の文化や歴史、伝統行事などが分かる展示室が15室あり、迷路のような回廊になっていました。

 

バスに乗って飛騨物産館に向かい、塩せんべい作り体験をしました。

せんべい生地を箸にはさみ、窯の中で、くるくる回します。

せんべいが膨らんだり、反り返ったりして、見ていてとてもおもしろかったです。

作ったせんべいは、宿で食べたり、お土産として持ち帰ったりしました。

また、おこづかいの2000円以内で上手にお土産を選んでいました。

その後、平湯温泉の宿まで1時間ほどバスで移動しました。

 

宿泊場所の「愛宝館」に到着です。

部屋に荷物を運んだり、レンタルウェアを試着したりしました。

部屋ではしばしリラックスタイム。

買ってきたお土産を見せ合ったり、塩せんべいを食べたりしたグループもいました。

 

夕食は、盛りだくさん。

おひつのご飯が空っぽになったグループも!おいしく楽しくいただきました。

グループごとにお風呂に入ったり、部屋で今日の振り返りと明日の準備をしたりして、9時半には消灯しました。

明日に備えてぐっすり寝ました!

大谷選手からグローブが届きました(1月15日)

1月15日(月)、大谷選手からのグローブが届きました。

大谷選手は、野球の魅力を子供たちに広めたいという思いで、全国の小学校に3つずつグローブを送ってくれました。

臨時で集会を開いて、右投げ用(大・小)と左投げ用の3つのグローブを紹介しました。

大谷さんクイズをしたところ、子供たちは大谷選手のことをよく知っており、全問即答でした。

グローブは全教室にまわして、一人ずつ手を入れてみました。

その後は1階ホールに置き、休み時間に子供たちが自由に使えるようにしました。

早速、楽しそうにキャッチボールをする子供の姿が見られました。

 

簡易給食(1月11日~1月16日)

能登半島地震に伴って氷見市内が断水となり、給食室を使用しての給食の提供ができなくなりました。

自校給食なので、水が復旧し安全が確認できるまで、簡易給食を実施しました。

1日目と2日目は、給水車からの水でご飯を炊いておにぎりにしたり、おかずをボイルしたりしました。

3日目は、日本赤十字社から防災用のカレールーを無償でいただきました。

とてもおいしかったです。

4日目は、最後の簡易給食ということで、お弁当給食にしました。

市内のスーパーで、安価で子供の好きそうなおかずや炊き込みご飯を入れていただき、ゼリーまで付いていました。

日本赤十字社から防災用の味噌汁も提供していただきました。

子供たちからは、「味噌汁だけでも温かい給食が出るとうれしいね」や「これからは給食を残さないように食べよう」などという声が聞こえ、給食に感謝していただきました。

日本赤十字社の皆さん、市内スーパーの皆さん、ありがとうございました。

 

       1月11日(1日目)          1月12日(2日目)

       1月15日(3日目)          1月16日(4日目)

3学期始業式・校内書初大会(1月10日)

1月10日(水)、3学期始業式を行いました。

能登半島地震があり、家屋の倒壊や一部損壊がある中、大きなけがをすることなく登校してくる子供たちの姿を見て、教職員一同ほっとしました。

大人でも余震が起こるたびに、1月1日のことを思い出して見構えてしまいます。

子供たちにとって生まれて初めての経験であり、心のケアが必要ということで、氷見市教育委員会が始業式に合わせて、全小中学校にスクールカウンセラーを派遣してくれました。

来校されたスクールカウンセラーを始業式で紹介し、いつでも気軽に相談してほしいことを伝えました。

また、地震について心配なことはないかなどの個別面談や、体の健康観察と合わせて、細かいチェック項目で心の健康観察を行うなど、子供たちの不安を少しでも和らげられるようサポートをしています。

校内書初大会では、一画一画ていねいに書き、練習の成果を発揮しようとする子供たちの姿が見られました。