高岡地区人権擁護委員協議会(氷見地区)主催の人権教室を行いました。
氷見市人権擁護委員7名をお招きし、人権かるたを題材に、「楽しい学校生活を送るためにはどうすればよいか」や「人権を守る」などについて考える機会となりました。


4~5名のグループに分かれ、かるたのルールについて説明を聞きました。
・一人最大7枚までとする。
・一枚もとれない人を出さない。
・優しくカードをとる。
など、思いやりのあるルールを提案していただき、子供たちも「それいいね!」と頷いていました。

みんなで楽しくかるたをした後、自分がとった手札の中から好きな言葉をひとつ選び、
選んだ理由をグループで発表し合いました。
・「よく話し いつも仲良し 家族の輪」を選んだ子供の理由
家族が大好きだから。たくさん話すともっと仲良くなれるから。
・「困ったら お互い様だよ 助け合い」を選んだ子供の理由
自分も困ったときに助けてもらって嬉しかったから。


校長先生が選んだかるたは、目指す学校像「笑顔でいっぱいな学校」のように、
「笑顔はね みんなの心を つなぎます」でした。
「笑顔で声をかけられると、嬉しくなり元気になる。心がつながったとき、笑顔になる。
でも、自分だけ楽しくても心から笑顔にはなれない。
まずは、自分、そして、友達、クラス、学校、家族、地域の人が笑顔になれるよう、相手のことを思って行動することが全部人権につながる。」
と話されました。

最後に、人権擁護雄員の方から、
「自分の心と同じように周りの人の心も大切にしましょう、いじめやけんかで困ったときには
一人で抱え込まず、必ず誰かに相談してほしい」
と子どもたちに呼びかけていただきました。
かるたという親しみやすいカードを使って、人権について学ぶ機会となりました。
楽しく心温まる時間をありがとうございました。
また、付箋や下敷き、ネームペンもいただきました。
大切に使わせていただきます。