虻が島について学習しました。(10月27日)
10月27日(木)、6年生は、氷見市立博物館の大野館長を講師にお迎えし、虻が島について学習しました。
まず、虻が島は貴重な遺跡であると聞いてびっくりしました。
貴重な植物や海の生物の生息地として有名だとばかり思っていましたが、縄文時代の人も今の私たちのように、虻が島に行っていたと思うとロマンを感じます。
また、大境洞窟住居跡が日本で最初に調査された洞窟遺跡で、この発掘によって、縄文文化と弥生文化の新旧が明らかになったと聞きました。
そんな歴史的にすごいところだったとは、これもびっくりです。
次に、虻が島と高岡城について聞きました。
高岡城の石垣を調べると、1700個のうち321個が虻が島から運ばれたものだそうです。
富山湾には島が3つ(虻が島、唐島、仏島)あり、それらすべてが氷見市にあり、虻が島が最大であることや、重い石を運ぶには陸路より海路の方が運びやすく、それで虻が島から運ばれたということを知りました。
確かに、夏に「虻が島学習と清掃活動」で行った時、刻印の入った石を見かけました。
次に、石動山の歴史について聞きました。
大蛇の伝説については、よく聞くので知っていましたが、石動山と本能寺の変が関係あるとはびっくりです。
本能寺の変があったとき、これを機会に石動山の僧兵が、かねてからつながっていた上杉景勝を援軍に迎え、前田家と戦いました。
上杉景勝の援軍が船で越後からやってきましたが、虻が島まで来たとき、石動山が真っ赤に燃えているのを見て、引き返していったそうです。
そんな歴史があったとは、これもまたびっくりです。
6年生は、大野館長からとても貴重な話を聞き、虻が島や石動山、大境洞窟住居跡にとても興味をもち、護っていきたいと思いました。