エネルギーについて考える授業(11月28日)
氷見ふるさとエネルギーや北陸電力の方々を講師にお招きし、「エネルギーについて考える授業」が開催されました。3、4年生の子供たちは、この授業を通して、生活にかかせない電気と環境問題の関係について学びました。
まず、二酸化炭素が地球温暖化に影響していることについて、実験を交えて解説していただきました。教室の空気を入れた袋と二酸化炭素100%の袋を赤外線ヒーターで温めます。しばらくすると、二酸化炭素の袋のほうが約4度も温かくなっていました。排気ガス等で二酸化炭素の割合が多くなると、地球の気温が温かくなることを実感することができました。

次に、どうやって発電しているのかについて教えていただきました。
風力発電を例に挙げて実験です。実際に、風の力で風車が回ると、小さなライトの明かりがつきました。「おおー!」という子供たちの驚きの声が上がりました。子供たちは、水力発電の模型や火力発電で使用される本物の石炭を真剣なまなざしで見ていました。

その後、環境に配慮した発電について考えました。環境にやさしい発電方法として、太陽光発電が紹介されました。日差しが強い日にしっかり蓄電できれば、電気自動車も動かすこともできるそうです。また、一般家庭で使う5日分の電気を、1台の車に蓄電できると聞き、現代の技術に驚いていました。
最後に、電気自動車とガソリンエンジンの自動車の違いについて教えていただきました。そして、電気自動車に蓄えられた電気で、イルミネーションが点灯されました。
少し早いクリスマスツリーの点灯に、子供たちは目を輝かせながら見入っていました。

子供たちにとって、とても貴重な体験になりました。
ありがとうございました。
