陸養プロジェクト(ヒラメの実食)6月30日実施

昨日、6年生児童は灘浦小学校に行き、合同学習を行いました。
これまで半年間、海峰小と灘浦小の6年生は陸養プロジェクトでヒラメを育ててきました。
しかし、約1か月前、海峰小学校で育てていた5匹のヒラメが死んでしまい、結局最後まで育てることができませんでした。

この日は、灘浦小の児童が育てたヒラメをさばき、実食することになりました。
ヒラメの血管を切ることで、「活きじめ」をします。
子供たちは、真剣な表情でヒラメがさばかれる様子を見ていました。
そして、命をいただくということに感謝して、みんなでヒラメのしゃぶしゃぶを一切れずついただきました。

子供たちがどのような思いでヒラメを食べたかは分かりません。でも、この授業を通して、生き物の命について考え、自分が生きていくために、毎日生き物の命をいただいていることを実感したのではないかと思います。
命をいただくことに感謝すること、調理してくださる料理人の方に感謝すること。
海峰小の6年生は、自分たちが育てたヒラメを食べることはできなかったけれど、命について深く考えることができた陸養プロジェクトだったと思います。

来週8日には、東京都や長野県の学校とオンライン授業「ヒラメ交流会」を行います。

ヒラメの養殖に取り組んできた学校の児童同士で交流をします。遠く離れた学校の児童との交流がとても楽しみです。