火起こし体験で・・・万歳!
今日は6年生が社会科の歴史学習として「縄文人になろう~火起こし体験~」をしました。
舞錐式(まいぎりしき)という火起こしの方法で火を起こします。
写真のように軸を上下させることで木と木を摩擦させ、熱を発生させて火種を作る方法です。
早速グループに分かれて火起こし開始。
さすが6年生。上下させながら軸を回転させる操作はすぐにできるようになりました。
徐々に煙が出てきます。ここまでは順調です。
でも、ここからが大変。煙は出ても、火種になるほどの勢いはありません。
2時間目だけの予定が、子供たちと担任の熱意で、1時間延長~。
ひたすら、ひたすら軸を上下させ、いい煙が出たかと思えば、火種にならず・・・の繰り返し。
それでも子供たちはあきらめず、汗だくになりながら粘り強くやり続けます。
火種ができても、そこからがまた至難の業。
息をやさしく吹きかけ、ぜんまいの綿(これは秘伝の方法)に火が燃え移り、赤くなったところで新聞紙に燃え移るまでの最後の過程もなかなか難しいのです。
そして、ついに・・・
「ボッ!」と炎になりました。
「万歳!万歳!」
と声をかけ合う姿が自然に生まれました。
誕生日が近い子供を囲み、なぜか「♪HAPPY BIRTHDAY♪」の歌を歌って盛り上がりました(笑)
「縄文人になれた」というより、体験を通して「学級が1つになれた」楽しい時間でした。