思考力アップ!プログラミング学習

今週は各学年1時間ずつ、プログラミング学習に取り組みます。

今日は4時間目に1年生が、5時間目に6年生が学習しました。

1年生が学習したのは、「コードaピラー」という命令でいも虫のおもちゃを動かす学習です。

いも虫の体をつないげていくのですが、パーツはそれぞれ「直進・右折・左折」など動きが決まっています。

そのパーツをどのようにつなげるかによって、いも虫の動き方の順番が変わってしまいます。

子供たちはペアになり、自分たちがつなげたいも虫の動きを予測し、どこにゴールするか考えます。

「このつなぎ方なら、最初まっすぐ行って、その後右に曲がって、またまっすぐ行って、左に曲がって・・・・」というふうにいも虫が動くであろう道筋を予測し、ゴールを設定しています。

これがけっこう難しく、頭を使います。これがプログラミング的思考です。

プログラミング的思考とは、物事を考える時に、その物事の動作や順序を理解し、効率的に意図した動作や結果を導くために論理的に考える力のことです。プログラミング的思考を身につけることで、物事の「目的(意図)」を的確にとらえ、合理的に考えることができるようになると言われています。

6年生が学習したのは「MESH(メッシュ)」というものを使ったプログラミング学習です。自分のタブレット上で命令を考え、それをつなげていくことで、光り方や音の出方などが変わるという学習で、命令の種類もいろいろあります。

6年生にもなると、物事を筋道を立てて考える力と、タブレットを操作する力の両方が備わってきているため、ある程度自分で考えながらプログラムを組み立てることができています。これを発展的に進めていくとこで、プログラミング的思考も高まっていきます。

プログラミング学習に限らず、「考える学習」を通して、子供たちの思考力を高めていきます。